あっという間に9月も終わり。
10月になると秋アニメが始まるので、そろそろちゃんと準備しないとダメなのですが、いつもの事なのですが、この時期はバタバタです。
もうちょっと余裕をもってアニメを見られたらいいんですけどね~
一時期は大量にあったイベント参加が全くなくなったので、余裕は確実に生まれているはずなのですが、実際にはどこへやら。
・宇崎ちゃんは遊びたい!
なにげに、今期一番のお気に入りアニメはこれかもしれないです。
大学に入って1年間、ほぼ何もなくボッチ生活を送っていた桜井真一は、2年生になって高校時代の部活後輩女子が同じ大学に入ってきて、うざいぐらいに絡まれるのでした。
っていうお話。
はたから見れば、完全にラブコメじゃん。って思うのですが、本人たちはそれを自覚していない御様子。
それが見ていてもどかしいし、それがまた楽しい。
宇崎ちゃんは、単に楽しいから、自由に遊べる相手がいるから(ほかに友人が少なくて優先してもらえる、って事も含めて)と言う理由で絡んできているんでしょうけど、たまに何かあると顔を赤らめてくるのがいいですよね。
あと、何度かあった、桜井くんが目隠ししたまま、宇崎ちゃんが胸を触られるシーン。
普段来ているシャツが「SUGOI DEKAI」って書いてあるぐらいなので、見た目からしてすごい。
なので、現実的には、目隠ししてても十分その迫力は伝わると思うのですが、こういうアニメの主人公の特性として、それを認識できずにおとぼけしてしまいます。
ポイントは、それに対する宇崎ちゃんの反応です。
他のアニメなら、たとえ主人公側に非がなくても、「きゃーっ!」って悲鳴と共に平手打ちの一発は喰らうのが定番。
なのですがこの作品では、宇崎ちゃんは恥ずかしそうにしながらもぐっとこらえるのです!
性格上、すぐに手を出さないにしても、後でそれをネタにいじられる、とかもありそうなのに。。。
それが良いか悪いか、って話ではないのですが、なんかすっごく新鮮でした。
この作品でちょっと残念だったのは、外野がうるさかった事かな。
アニメ視聴者としては、こんな2人を見て、「無自覚でここまでやるのかよ、恥ずかしい!!」みたいな感じで淡い恋心を楽しむ作品だと思うのですが、おそらくは視聴者と同レベルとも割れる喫茶店のマスターと娘さんが、心の中の声ではあるものの、無自覚での恋心がどうとかいって解説を始めてしまうのです。
それが正しい事だし、視聴者全員そう思ってるんだろうけど、それをアニメの中で言葉にしてしまうのはなんだか無粋な気がするのですが、自分だけでしょうか???
よく「アニメの世界に入ったら誰になりたい?どんな事したい?」っていう話題が出ますが、その際に「誰にもなりたくない。登場人物に影響を与えたくない。神の目線で楽しみたい」っていう意見を聞きますが、それに通じるものを感じてしまいました。
でもまぁ、今期一番楽しい作品だったし、まだまだ無自覚のままストーリーは進んでいくのでしょうから、ここで終わるのも残念だな。2期はないのかな。
って思ったら、すでに2期決定ですか?!
コレは楽しみ!次も見よう!!
・モンスター娘のお医者さん
魔族がたくさん住む町で、魔族相手の診療所で働く人間が主人公のお話。
元々、人間と魔族は戦争状態にあって、それが集結して和解して、ともに暮らせる理想の街として生まれたところが舞台なので、異種族混合状態とはいえ、特にバトルが発生する訳ではありません。
そんな若い青年、グレン医師。
助手で薬剤師のサーフェとともに、診療所を切り盛りしているところから始まります。
サーフェはヘビ女なので、見た目からしてもねちっこい。そして嫉妬深い。
なぜか患者さんは女性ばかり(実際は男性もいるかもですが、アニメに写ってないだけ?)で、性格温厚で人気のあるグレン医師なので、言い寄る女性に事欠かなくなって、その嫉妬も常に爆発状態となっております。
そこは医療行為と色恋沙汰を分けて考えるべきなのでは?って思うのですが、見ている方はその辺を楽しみにしているので仕方ないwww
女性相手の医療行為なので、多少は工口いシーンもありますが、そこは医療行為なので、何の問題もありません!!
相手が魔族なので、医療行為自体もフィクションなのですが、なんかそれっぽく解説しているからいいんです!!!
もう少し気になるところを言うと、患者さんの女の子が、ことごとくグレン医師に対して恋心を抱いてしまうところでしょうかね。
それほどまでに優れたお医者さんだって事なんでしょうけど、後に行くほどハーレム状態が発展していくのが、どうにもこうにも。
アニメ的な話をすれば、せっかくキャラクター作って声優さんも当ててるんだから、その話数の患者さん役だけでなく、その後もストーリーに絡んでくれた方が色々と作り易い、とか考えてしまうのは、自分の脳がアニメに汚染されているからでしょうwww
・天晴爛漫!
なんだかんだでアメリカに流れ着いた天晴と小雨。
なんだかんだあって、自動車レースに参加することになりました。
っていう冒頭。
アメリカ横断ウルトラレースですか。
ニューヨークへ行きたいか!罰ゲームは怖くないか!!気力体力時の運!!!
ってやつかと思ったのですが、実際には全く違っています(当たり前だ!)
時代は日本ではやっと明治になりかけてた頃のようで、アメリカでも大陸横断鉄道はあるものの、自動車はこれから発展途上する時代。
そんな中、自動車業界の覇権を争う意味でも、レースに勝って名を上げるんだ!っていう大企業での参加があったり、賞金目当てのならず者もいたり、そんなごちゃごちゃの中に天晴の蒸気機関自動車も参加。
なのですが、直前にガソリンエンジンを見せてもらったので、レース途中にはガソリンエンジンとのハイブリッドに切り替わるのでした。
そんな感じでレースが進んでいくアニメ・・・
なのかと思ったら、その中から悪役が出てきて、レースのライバルが仲間となって、さらわれたお姫様(みたいな存在)を助けに行く。
途中から、レースアニメであることを忘れてしまう展開でしたwww
とはいえ、そっちは無事に解決して、ラストはちゃんとニューヨークへゴールすることができました。
最後の最後で大逆転の天晴勝利!!
ここまでアニメ的な御都合主義は久々に見た気がするので、これは非常に潔い!!!
結局日本に帰らず、今度は飛行機を目指すことになりました。
アニメ冒頭では、月に行くのが目標、みたいなことを言ってたので、その意味では正しい発展の形式なのかもしれません。
アニメの作りは、さすがP.A.Worksといったところで、安心して見ていられました。
今まであったような北陸アニメの情緒は感じられなかったのですが、そもそもそういう作品じゃないので仕方ないですよね。
途中であった温泉回(混浴!)にも一言触れたい気もするのですが、避けておきましょうwww