アニメ・アイドル系イベント放浪記

アニメ・声優さん・アイドルイベントの参加blog。アニメ感想なんかも書いちゃいます。

20Q4 萌えアニメ総括 その3

順調(?)に消化中のQ4アニメ。
実際には、結構な数の作品がすでに終了しているのですが、年末の忙しさのために微妙に貯まり気味になってたりして。
一時期ほどの破綻状態になっている訳じゃないので、まだまだ余裕があるとは思うのですが、それはファーストインプレッションの時と比べて明らかに作品数が減っているからなのでしょうwww

とはいえ、最近は一挙放送とか配信とかが目立ってて、お休みの日でも外出できない現状ではそういった作品を一気見する事も多いんですけどね。
その手の作品まで書いていくと、ちょっときりがないので、気になったものだけ書いていくことにします。

ともかく、Q4アニメの総括の続きです!!





魔王城でおやすみ

今期のアニソンで一番印象に残ったフレーズと言えば「ノンレム睡眠レム睡眠!」と言ってしまうほどの印象に残った一作。
作品に特化したOP曲は、本当に素晴らしかったです。
最近は視聴アニメの本数も多く、ついついOPEDは飛ばしがちになっているのですが、この作品に関しては毎回変わる訳でもないものの、作品の一環としてつい見てしまいます。
歌詞をじっくり気にしながら聞いていても、完全にアニメの内容について(正確に言えば、姫とその境遇について)を語っているので、まさしくアニソン。
そんな中で、例のフレーズ「ノンレム睡眠レム睡眠!」が流れてくるので、ついつい耳に残ってしまいます。
時期が時期なら、アニサマとかでみんなで合唱してたんだろうな~。
あるとすれば来年だけど、果たして可能なのかどうか??

アニメの内容的にも、魔王城にさらわれた姫が、安眠・快眠を求めて、ひたすらモンスター相手に傍若無人を働くという初期のテーマが、どれだけ維持されるのかを気にしていた時期もあったのですが、ちゃんとラストまで維持されていたのも好印象でした。
特に昨今のラノベ的なタイトルの作品だと、作品名が長いだけあって作品名で設定が明確に決まってしまうのですが、それは初期設定だけで、中盤以降は関係ない話になる事が多いじゃないですか。
そんな傾向も無く、一貫した姿勢が見られたのが素晴らしかったです。

ストーリー的には、この手の王道ファンタジー作品では常に守られるべき存在である姫が、実際には魔王城でひどい行いを繰り返しているという内容なので、完全にギャグとして楽しむのが正しい姿勢なのでしょう。
本当に魔王やモンスターたちが可愛そうに思えてしまいますwww
それにしても、魔王も姫も、自分の立場を非常によくわきまえている(姫も・・・??)
魔王はちゃんとダンジョン運営を行っている感じで、宝箱やアイテムの設置も魔王側の役割のようです。
そして、姫もいくらでも脱出のチャンスがあるものの、求めるものは快眠だけで、それ以上に自分の城に帰ろうという気はないみたい。全くない事も無いのでしょうけど、あくまで人質としての役割の自覚があるようです。
最後の方になって、魔王はゲームバランスを考えている、みたいな記述があったので、ゲームマスター側なんでしょうね。
最終的には、きちんと勇者にやられることを想定しているのでしょう。

個人的な(萌えアニメ的な)観点から言うと、キャラも可愛いし、雰囲気も可愛いし、内容が傍若無人なのにもかかわらず表現はファンシーな感じなので安心して見ていられるものの、肝心のスヤリス姫がつり目でいつの眠そうにしているので、イマイチ可愛さが足らなかった事が気になります。
そういう作品なので仕方ないといえばその通りなのですが、もっとスヤリス姫が笑顔で、それでいて傍若無人を働きまくったら、それはそれで別の楽しさがあったのかもwww

そういえば魔王役の松岡さんの言葉でしたっけ。
スヤリス姫役の水瀬さんは、アフレコ現場でも姫と同じような態度だ、って言ってたと思うのですが、それがどういう意味なのかは深く追求しないでおきましょう。

最終話で一時帰国するものの、ちゃんと人質としての自覚と責任を感じ(?)、ひと芝居を打ってきちんと戻ってくるというのも、姿勢として素晴らしいと思います。
ちゃんと2期やってくれるといいなー。





・アサルトリリィ BOUQUET

鎌倉が舞台で、女の子たちが謎の敵と戦うアニメ作品。
この設定とタイトルからして、百合アニメであることは間違いないです。
案の定、主には女学院の中で繰り広げられますし、女の子同士の恋愛模様が様々に描かれております。
とはいえ、メインテーマとしては謎の敵との闘いなので、それを通して、って事になりますけどね。

途中、キーパーソンとなりそうな新キャラが出てきたものの、まさかの途中退場。
全体構成としては、せっかく出てきたキャラを殺すのは非常に忍びないとは思うのですが、それが故にその後の展開での結束が固まるというのであれば、演出上仕方なかったのでしょう。
最後には、梨瑠と夢結さまが海岸で下着姿で何かしてるところを発見されるので、そこまで到達するためには多少の犠牲は仕方ない。本来、百合とはドロドロしているものなのです!!!

演出上の問題といえば、入浴シーンが多かったものの、湯着必須になっているので、ちょっとだけ楽しみが減ったこと。
コレを見ると、不自然な湯気の方がマシかと思ってしまいます。

逆に、最終回に至るまで、その回の初回登場時にはちゃんとテロップで登場人物の名前が出てくるのは、ちょっとだけいい感じかな、って思いました。キャラ売り作品なので営業上の理由なのかもしれませんが、これだけ登場人物が多いと、誰が誰か毎回わかんなくなりますからね。
そういえば広瀬さんもチョイ役で出てきてましたが、コレのおかげでちゃんと役名も与えられていたのですが、登場直後に一瞬でやられてしまったので、どんなキャラなのか全く印象になかったですwww

最後の最後に、目前の巨大な敵を倒し、終了。
「おわり」の文字の横に、怪しく光る眼玉のようなものが出てくるので、謎の敵は全く滅びることは無いということなのでしょう。
いくらでも続編が作れそうなので「おわり」って書かなくてもよかったのに。って思ってしまいます。





安達としまむら

今期の百合アニメと言えばコレでしょう、的な作品。
(もう1作はバトル百合アニメなので、ちょっとジャンルが違います)

途中、マスコット的な変な宇宙人が出てくるものの、メインストーリーには(少なくともアニメの間だけでは)そんなに関係していないので、普通の女子高生の普通の日常アニメとして見ることができます。
そもそも百合がファンタジーだ、とかいう意見はおいとくとしてwww

ちょっと不真面目で授業も出ずに体育館の2階に引き籠り気味の安達は、同じく不良気味のしまむらと出会い、最初は体育館でのサボり仲間だったものの、だんだんと惹かれあっていく。
って感じ。
基本的に、安達の方が積極的にしまむらにアタックし続けているのですが、しまむらの方もそれを解っていて拒否しないので、ずるずると沼にはまっていく。
完全引き籠りで友人も少ない安達に対し、しまむらは多少は社交的なため、相手が女の子であっても妬いてくるので、百合ってこんな感じなんだと考えてしまいます。

最終的にはお泊りまで発展するものの、それ以上のきわどい描写は無いので安心(残念?)。
このまま放置しておけば、いつまでも今の状況でイチャイチャしてそうな感じもしますが、しまむらの昔の女(表現ww)が出てきたり、妹ちゃんにしまむらが奪われたり、宇宙人に妹ちゃんがNTRれたりして、波乱のフラグが立ちまくり。
そんなドロドロした百合模様に突入する前にアニメが終わるのは、ある意味の親切心なのかもしれません。
ドロドロ展開が苦手な人にとっては、爽やかな気持ちのまま最終回を迎えられる。
ドロドロ展開が好きな人にとっては、多数あるフラグで妄想が膨らむ。もしくは原作に手を出してしまう。

2期があったらそっち方面に進むことは間違いないのでしょうから、ある程度の覚悟を持って臨むことにいたしましょう。
もしくはスペースファンタジーに発展するかwww

あと、特記すべきはアニメーションとしての絵の作り方。
春夏秋冬、どれだけ寒い季節であろうが、ミニスカートを固持してくれます。
これは見ていて楽しい。
しかし、明らかに「みえ」状態のアングルであるにもかかわらず、決して見えることは無いのです。少しフラストレーションがたまる!!
実際には、中身が見えない事によりふとももに目線が行ってしまうので、その効果は絶大と言っていいのでしょう。
その意味で、「ふとももアニメ」としての称号を授けたいwww


全く関係のない周辺情報なのですが、年末にビックカメラに買い出しに行ったら、店内アナウンスでこの作品が流れてました。
作品のスポンサーになってるから、って理由だとは思うのですが、ここまで日常アニメなのに多少なりとも反社会的な描画(百合の事じゃないよ)がある作品を、ここまで一般客相手に大々的に紹介するのか、って気にしてしまいました。
バニーガール先輩の時もそうだったけど、変なところから目を付けられない事を祈るしかないです。