頑張って継続中のQ4総括。
普段であれば、のんびり配信待ちで、期間的に次クールに突っ込んでもいいか、って思ってしまうのですが。
今回はHDDレコーダーまで引っ張り出してきて、頑張っております。
それと並行して、この日は冬アニメの探索なんかを行ってましたので、なんだかんだですっかり時間を取られてしまいました。
今期もたくさんアニメを見てきたけど、来期も半端ない数になりそうだな。
詳細に関しては、実際に見始めてから書いていくのでこうご期待です。
それでは、今回も開始いたします!!
・ぼっち・ざ・ろっく!
今期大人気の女子高生バンドモノアニメ。
きらら系で、女子高生バンドモノアニメと言えば、「けいおん!」を思い出すのですが、あっちはひたすらキラキラした陽キャな世界なのに対し。
こっちはひたすらボッチで陰キャな世界。
主人公からして、名前が「ひとり」だし、ニックネームが「ぼっちちゃん」なので、見ていて辛いですよね。
親近感は最高にあります!!!
主人公のぼっちちゃんは、陰キャで学校でも孤立した存在ですが、実はギターが上手くて、こっそり動画サイトにアップしていて、それなりに人気を得ている存在。
ですが、やっぱり学校で人気者になりたい、って願望はあって、なんとなく学校にギターを持っていったりしてアピールしてみる。
まぁ、効果など無いわな。
ところが、街で偶然ギターを持ったままヒマしているのを発見され、バンドのギターが抜けたので代理をお願い!ってスカウトされてしまいます。
そのままずるずると、「結束バンド」のメンバーに引き込まれていく。
って流れ。
この作品の何よりのポイントは、ここで引き抜きを行った 虹夏ちゃん!
明るく元気なドラムっ娘なのですが、それより最大の特徴は、立派な横ポニテ!!!!
太古の昔から横ポニテ好きだった自分は、どんなアニメでも横ポニテキャラがいないか探してしまう習性があるのですが、ここの横ポニテはかなりの高得点です!!
ちゃんと正面からみて付け根の部分が見えているとか、上方向に飛び出ているとか、腰までの長さとか、以前自分がまとめた横ポニテ三大要素を兼ね備えた理想の横ポニテとなっています。
世間では陰キャアニメの扱いなのですが、自分は虹夏ちゃんがいるだけで、明るく元気な横ポニテアニメという印象になりました!!!!!
っていう個人的な事情はいいとして。
きらら系アニメにはありがちな展開として、女子高生ちゃんたちがキャッキャうふふと仲良くなっていく流れ。
ここは今回も同じですが、ぼっちちゃんが陰キャなぼっちキャラなので、細かいところで闇が見えてくる展開となっています。
これってフォワード原作だっけ?って調べてみたらMAXでした。
(フォワードなら、もっと悲惨な展開になってたか??)
最終話では、学園祭ライブに出演。
あれ?ギターの調子がよくない。チューニングがうまく行かない。
って思ったら、いきなり1弦が切れてしまいました。
これからソロなのに!!
なんとか転機で切り抜ける事が出来ました。
それはいいのですが、その次のダイブ行為は・・・
モッシュやダイブはライブハウスでは禁止されている事が多いですwww
アニメ作品的に、最終回は学園祭ライブで終わり、ってのが美しかったと思うのですが。「けいおん!」ならそんな展開だったのでしょうが。
今回は、その後に楽器屋訪問のエピソードが入ってきています。
そこでもぼっちスキルを発動しまくり。最後にちゃんと笑いを提供してくれます。
そして「今日もバイトかぁ」で終了。
元気で明るい終わり方ではないですが、言い方からしても、あれだけ嫌がっていたバイトも慣れてきて、結束バンドの仲間ともちゃんと友達をやっていけている、って事なんでしょうね。
ちゃんと、ぼっちちゃんの成長物語になっているのを印象付けた終わり方かと思います。
自分はそれほど実感しているわけでは無いですが、某ニュースサイトでも見かける程度には世間では人気作品のようです。
それはそれで喜ばしい事なのですが、この作品が「女子高生バンドアニメ」として評価されているのか、「陰キャぼっちアニメ」として評価されているのかが、非常に気になる所ですね。
ほら、けいおん! みたいなブームになると模倣作品も増える事でしょうから。
女子高生バンドアニメブームが来るのはいいのですが、陰キャぼっちブームっていうのはちょっと。。。
親近感が得られまくりで怖いんです!!!
・4人はそれぞれウソをつく
4人の仲好し女子中学生が、実はそれぞれ裏の顔を持っている、ってお話。
1人は宇宙人、1人は抜け忍、1人は超能力者、1人は男。
これは、ストーリーが進んで行くうちにドロドロした深刻な話になっていくんじゃないか!?
って貝zのファーストインプレッションだったと思います。
結果としては、特にそんなことはなく、最後までギャグテイスト満載のコメディに特化していたのでよかった!!
そして、構成上、途中で誰が誰かわかんなくなる恐れがあったのですが、その状況にも陥らず、最後まで楽しく見る事が出来たのは、アニメーションとしての作り方が上手だったのでしょう。
とにかくテーマとして、4人それぞれ嘘をついているので、普段の日常会話も心の声は嘘だらけです。
本格ミステリーを目指すなら、そこらへんの心の声はアニメに載せないのが定番なのですが、これはギャグコメディなので見せまくりです。
だからこそ、客観的に見ている方としては、そのたびにキャラの立場を思い出せるので便利です。
リッカ・千代さんは、基本的にはボケキャラ。
関根嬢は他の人の心が読めるので、心の声がすっかり状況説明役になっています。
ですが、それでは翼ちゃんの秘密が成り立たなくなってしまうので、異性の心は読めない設定が有効利用されています。
女子高生モノでなく中学校なのは、ギリギリ男が女子高に潜り込んでも大丈夫な限界って事なんでしょうかね。
最終話になって、ついに秘密がバレてしまう。
宇宙に帰る事になったリッカ。その際に、洗脳を解除する必要があるので、別れ際に全てを明らかにしてしまいます。
その流れで、翼ちゃんも衝撃の告白!!
それにつられて、残り2人も・・・ごまかしたwww
その後、ばたばたがあったのですが。
まさかのラストは、某 姫ちゃん並みの衝撃の解決方法でしたwww
まぁこの形であれば、もし2期を作ることになっても安心ですね。
・推しが武道館いってくれたら死ぬ
アニメじゃないですが、原作から知ってるし、アニメも見てたので、ファーストインプレッションの時からここで書いてます。
自分がアニメを見る時に、先に原作を知っている、ってケースは少ないのですが、こちらはかなりの例外。
A応Pさんが大好きだった頃に この作品にからめたインタビュー記事があって、原作を読んでみたのですが、丁度アイドル現場に通い始めてきた頃だったので細かいネタまで含めて印象深かったのです。
ストーリー的には、かなり端折られた部分はあるものの、基本的には原作通り。
えりぴよさん が舞菜ちゃんを見つけて好きになって、くまささんや 基さんとともに、わいわいやっていきます。
ちゃんと基さんの妹ちゃんが出て来るので素晴らしい。ここを無くすと、舞菜推しが完全に えりぴよさん だけになってしまうので、絶対に欠かせない要素ですが。
ストーリー的には、おかやまアイドルフェスまでで終了。
ちゃんとライバルの鹿アイドルも出てきて、ちゃんと れおと遭遇して、ちゃんと「武道館に行くんだ」のセリフもあった。
原作やアニメの方では、もっとイヤミっぽい印象を受けたし、れおももっとショックを受けていた印象があったのですが、実写だとなんだかあっさりしてるな。
そして、まさかの舞菜逃亡。
そこへ偶然通りかかった えりぴよさんが励ます、というシーンが追加されているのですが。
リアルなアイドルの現場を知っていると、そこで話しかけるのはやっちゃいけない事な気がするんですけどね。。。
アニメ版の方でも、停電の時にえりぴよさん大暴走って回があったので、それに比べたら相当マシなのですがwww
そして、ちゃむの出番が終わった後、特典回があって、これからも頑張ろう!
って感じで終了でした。
うん、綺麗な終わり方!!
えりぴよさんが主役、ヒロインが舞菜ちゃんとした場合、なんて綺麗な終わり方なんでしょう!!!
だがしかし。
原作を知ってる人は御存知でしょうが、実際には ちゃむのステージの後、ファンもちゃむも トリの鹿アイドルちゃんのステージを見て、その完成度と客の盛り上がりを見て、特にれおが愕然とするんですよね。
それをもって、ますます武道館への憧れが強くなっていくという、重要なシーンとなってました。
この作品、出来は非常に良かったと思うし、アニメの実写化に対する抵抗感を感じることも多くなかったとは思うのですが、それとは違う違和感をずっと感じていました。
それは、原作やアニメ以上に、えりぴよさんにフォーカスを当てすぎてるのかな、って事。
確かに主役は えりぴよさん なのですが、アイドル現場のリアルを描いていくには、えりぴよさんはあまりに特殊すぎる(その対象である舞菜ちゃんも)ので、その2人以外の周囲の記述がかなり細かくされていた作品だったと思うんですよ。
それに対し、今回の実写ドラマ版は、えりぴよさんと舞菜ちゃんにフォーカスを当てすぎることにより、周囲のモブ化がすごいことになったんじゃないか、って。
主役側近のくまささんや基さんはともかく、舞菜意外のちゃむのメンバーって、アイドルドラマのメインアイドルの扱いじゃないような気がしてしまいますwww
(アイドルドラマじゃないです!ドルヲタドラマです!!)
なので、もし続編が作られるとなると、このエピソードが無かったことにしてつじつまを合わせていくのか、もしくは並列世界になるのか、ちょっと心配なところ。
あとあと。
アニメを実写化することの違和感は少なかった、って書きましたが、ほとんどのキャラ・シーンはそうだったと思うのですが。
特典会のくまささん(なんか良い事をいってるっぽい時)だけは、なんだか不自然でならなかったです。
たぶん原作でも同じような雰囲気だったと思うのですが、何が違うんでしょうか??
ちょっと見直してみると、原作ではメガネの中が見えなくなって瞳が確認できなくなっているのですが、実写ではそうはいかないので、その影響なんでしょうかね?
だとすれば、実写に対するマンガ・アニメの表現力のアドバンテージを実感してしまう所です!!!