アニメ・アイドル系イベント放浪記

アニメ・声優さん・アイドルイベントの参加blog。アニメ感想なんかも書いちゃいます。

24Q3 萌えアニメ総括 その8


24Q3 萌えアニメ総括 その8

長らくお待たせしました、ついに夏アニメ総括最終回です!!
すでに10月も中盤に突入しているのに、何を今さら感が否めない。
実際のところ、ここ数シーズンは頑張って早めに終えようと努力していたのですが、夏ぐらいから萌えない方の状況が非常に非情な感じになっていて、アニメ視聴もままならない感じになっちゃってますからね~。

なのに、忙しくなる前に決めたの本数でのアニメ視聴を維持していたので、余計にぐちゃぐちゃに拍車がかかってました。
はい、今から宣言しておきます。来期は本数を減らします!!

すでに世間は秋アニメ一色の状態なので、自分も少しづつは視聴しているものの、早々にそっちに移りたい気分でいっぱいです!!!

では、ラストスパート、スタート!!





【推しの子】(第2期)

一世を風靡した【推しの子】。
最近ではたまに見るようになってきた初回拡大枠は話題を呼んだし、ストーリー的にその意味は大きかったと思います。
OP曲も大ヒットして日本にとどまる事が無かった、色々と話題の作品。

それを引き継いだ2期ということで、作品レベルは順当なのですが、1期が大きかっただけあって、インパクトという意味ではそれを超えるまでには行ってなかったのかなぁ。
内容としては、前半が2.5次元舞台のお話。
そういう仕事が舞い込んできた。というよりは、アクアのライフワークである父親捜し(=母親殺害の犯人捜し)の一環として、そういう風に仕込んだって言う背景もあるんでしょうけど。

1期でのアイドル活動とは別の舞台役者独特のドロドロしたところを描いたって感じなんでしょう。
自分も舞台演劇を少しだけ見に行った事はあるのですが、その時好きだったアイドルさんが出演するから、っていうだけの理由で見に行ったので、そこ以外の役者さんの演技とかあまり見てなかったなぁwww

原作者やら担当編集やら、舞台監督や演出家、役者それぞれいい舞台を作っていこうと奔走するものの、お互いの立場があってぐちゃぐちゃになっていく。
って感じでお互いの正義のぶつかり合いを、客観的に見れば楽しく見る事が出来たとは思うのですが。
メインのアクアの復讐劇からみれば蛇足な部分に力が入りすぎてないか?って思ってしまいます。

それでも、どうにか犯人にまでたどり着きます。
ですが、その人物はもう。。。
すっかり生きる目的を失ったアクア。
実際には呪いから解き放たれたって所なんでしょうが。

後半ギリギリになって、舞台が終わり、PV撮影+慰安旅行のため宮崎へ。
宮崎と言えば、1期1話の舞台。最初にアイちゃんが入院してたところですね。
前世の遺体を見つけるように仕組んだものの、それが正しかったのかどうか悩んでしまいます。

ですが、今まで前世の記憶があったものの、そこまで負の感情に支配されてなかった妹のルビーが覚醒(?)。
アクアの呪いが移ったのか??って感じになってしまいます。
色々吹きこまれるシーンもあったけど、イメージ映像なのかと思った。

で、その辺で2期終了。
ん~。引っ張るねぇ。

当然ですが、3期もあるようです。



今時点での総括を書くとなると、ストーリー的には非常によくできていて、アニメの完成度も高い、良い作品なのですが。
人気を前提もあって、非常に贅沢な作品だな、って思いました。
例えば1期1話の時間拡大版だって、ストーリー的に最初の1話であそこまで見せないと作品内容が伝わらないから。ってのは解るのですが。
普通にアニメなら、多少エピソードカットしてでも30分枠に収めたでしょうし。
2期前半の2.5次元舞台の話ももっと話数を少なくして本筋に関係のある流れにする事も可能だったかと思います。

そうした結果、クオリティが下がって今のような人気が得られない。って事になって本末転倒になる可能性もありますが。
そうはならず今の形に決着したのは、先見の明があったというのか、アニメに対する資本主義の見方が変わってきたのか。

喜ばしい事ではあるのですが、あまり長く続けていくのもだれる可能性があるのがちょっと怖いです。

ともかく、3期があるなら必見ですね!





転生したらスライムだった件 第3期

毎度おなじみ天スラ。
3期となっていますが、番外編的なものが色々あったので、テレビアニメだけでも何作目なのか把握できてないです。

3期は2クールだったのですが、前半はそれまでのストーリーの戦後処理、後半はテンペストの開国菜のお話でした。
言ってしまえば、転生者であることや、本体がスライムであることはおいといて、ひたすら魔王として国を運営していく作品になっています。
普通にぽっと出の作品であれば、こんな構成は到底無理で、激しいバトルシーンを途中で挟まないと居られなくなると思うのですが。
まるまる2クール、こういう構成が出来るのはさすが有名作品の風格と言ったところでしょうか。

自分としても・・・安心して見られたというかなんというかwww

そんなに目立った表記はしてないですが、開国祭の屋台は日本の屋台的な感じになってたので、その辺は転生前の記憶が役に立っているのかもしれません。
最後に出てきた魔導列車も、動力はこっちの世界のモノを使うにしても、レールに枕木というのは現世から持ってきたアイディアなんでしょうね。

多少無茶な設定でも、リムルに限らず異世界人が多い世界っぽいので、他から持ってきました、って言えば済んじゃうのですが。
本来、異世界転生モノの楽しみっていうのは、何も知らない異世界人に現世の便利な文化を伝えて越に浸るって言う大航海時代の植民地的な考えもあるでしょうから、そういう内容が裏に回ったって事は、もはや異世界転生モノという看板が外れたと言っていいんじゃないでしょうか。
いや、タイトルに残ってるので完全に外すのは無理ですがwww

なお。
劇場版2と、アニメ4期決定だそうです。






ATRI My Dear Moments

全く情報なしで見始めた作品ですが、最初の数話でどんな環境か解った作品。
海面上昇で崩壊した世界でも、何とか頑張って生き延びる若者たちと、明るく元気なヒューマノイドの物語。って感じでしょうか。

アニメなので、どんな設定でも問題ないと思いますが、海面上昇で崩壊したという割には陸地に人が少ない感じ。
どれだけのスピードでそれが発生したのか語られてないとは思うのですが、巨大津波が押し寄せてくる、ぐらいの現象じゃないと、みんな高台に避難するので、こんな閑散とした雰囲気にならないのかなぁ。なんと思ったりして。

主人公の夏生は、片足義足の若者。
学校を休学し、地元に戻り、以前の記憶から祖母が残したヒューマノイド「アトリ」を眠りから覚ますことになるのです。
感情を持った少女ように見えるので、どんどん惹かれていく。
なのですが、やはりプログラムされたものであり、アトリにもその自覚があることがわかったのでブチギレる事になりました。

そうは言っても、アトリはヒューマノイドなので、電池切れの危機に瀕してしまいます。
そのタイミングで、祖母からの最後の命令を思い出す事に。
エデンにいけ。とはいうモノの、それはいったいなに???

実際に行ってみると、過酷な環境でも人間が住めるための環境を人工的に作った島でした。
アトリは、この島のメインシステムに組み込まれる事に。
夏生はそれを拒否するものの、電池切れまであと3日。
アトリの方も、システム組み込まれて、世界の役に立つことを選択してしまいます。

そして、70年後。
世界は救われ、アトリが組み込まれたエデン1号機は停止。
救出方法をずっと探していたものの、それも見つからずじまい。
システム停止を機に、アトリのデータを吸い出して、仮想世界で余生を楽しむ2人なのでした。

ってエンディング。

なんだろう?
いいい話風にまとまってますが、結局は70年間ずっとヒューマノイドの事を思い続けて、それでも助ける事が出来なかった、って事なのか?って解釈しちゃったんですが・・・???

そもそもディストピアモノなので、主人公が救われて終わり、ってのを期待するのが間違いなのですが。
それでも70年も経っちゃうと未来確定しすぎだし、世界の方は少しづつ復興している状況なので、見事に2人だけ礎になっちゃってる。

それでも、アニメ本編では アトリの元気で明るいポンコツ姿を堪能する事が出来るので、普通に作品としては良作なのかな。って思います。
そういやYesNo枕がクローズアップされた作品ではありましたが。
あっちの機能もついてるんかな。