アニメ・アイドル系イベント放浪記

アニメ・声優さん・アイドルイベントの参加blog。アニメ感想なんかも書いちゃいます。

19Q3 萌えアニメ総括 その6

10月突入しても頑張って続けてきたQ3アニメ総括も、今回で最終回。
なんとか10月2週に突入する前に視聴を終えることができてよかったです。

案の定、一部作品は破綻(1話見る前に2話が放送されること)しつつあるので、あまりいい状況じゃないんですけど。
ま、それも毎クールの風物詩って事でwww





この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
20年前のえろげのリバイバルアニメ化。
とはいうものの、自分は原作ゲームとか見たこともないし、そもそもその当時に大きな顔をしてえろげができる身分だったかどうかも定かではないのです。
その後、名作と言われるえろげ(KANONとかAirとか)は次々に世間に広まっていったので、それ以前の作品については全く詳しくもなかったのですが、あえてこの時期にこの作品を引っ張り出してくることに意味があったのでしょう。

えろげ原作だけあって、主人公の行動は結構工口い。
本能を包み隠さない、っていう意味では、とっても素直ないい子です。と表面だけでも褒めておきましょうwww
途中にも、かなり平気でえろいシーンも出てきますし、直接表記はないものの、そういうシーンも思い浮かばせてくれます。

作品的にはタイムトラベル物で、正解を求めて並列世界を何度も繰り返す感じですので、ある意味シュタゲとかの素となったオリジナルって事なんでしょうか。
あと、途中から異世界に飛ばされる、っていうのも、20年前にはすでに一般化していたのかな、って思わせるのもまた時代のなせる業なのでしょう。

最終的には、ご都合主義?運命?によって無事に地球は救われたのですが、異世界の住人は無事じゃすまなかった、って事なんですかね。
この辺も並列世界の1つなのであれば、たくさんあった可能性の1つでしかないのでしょうけど。






通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?
今期のお母さんアニメ。
そんなジャンルが世間的に確立されているのかどうかといわれると、自分がそっち方面に詳しくないから、とでも適当に言っておきましょう。
だいたいにおいて、ハーレムアニメとか美少女アニメとかえろげとかにおいては、両親はあまり出てこないのが通例になっています。
単純に独立して一人暮らし、っていうのは一般的ですが、突然事故で亡くしたっていう悲惨な設定もあれば、海外赴任中で妹と二人暮らし、なんていうご都合主義な場合もあり。
とにかく家に他に誰もいない状況を作り出すことで、女の子と色々できるので、これは設定上やむを得ない事なのです!!

そんな中、タイトルからしてお母さんをフューチャーしたこの作品。
経緯はともかく、お母さんとファンタジーの世界を冒険しよう!っていうアニメになっております。
当然(?)若作りで、胸の大きいおかあさん。
最初に設定みて、声を聴いた時は、17歳おいおいさんかと思ったよ。

このゲームに送られた若者たちは、お母さんと仲がいい人たちだけではないので、反発したり反抗したり、抑圧されたり色々あってもめごとが起こってしまいます。
それをすべて包み込むまま子さんは、偉大な母親って事なんでしょう。

それより、タイトルにもあるけど、通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃っていうのが強すぎるんですけど・・・
たいていこの手のゲームだと、全体攻撃ってバランスをとるために弱めに設定してあると思うのですが、変な属性も付いてるし、2回攻撃だし、単体でも非常に強力なので、序盤の経験値稼ぎからラスボス対策まで、どの段階でも苦労せずに物語を進められそうです。
それがゆえに、主人公は苦悩するんですけどね。


あとあと、このゲームの趣旨が、お母さんと仲良くするために政府が主導しているテストプロジェクトっていう事らしいのですが、何か本末転倒感があって、いかにも政府主導でやりそうな話ですよね~って思ってしまいます。
家庭内の不和が問題になってて、若者はゲームに興味を示しているので、じゃあゲームで対策してみよう、っていう短絡的な考え方。
たとえ好きなものでも、それに嫌いな要素を押し付けられたら、それ自体が嫌いになったったら意味がないんですよね。
勉強にゲームやマンガを取り入れる、とかも同じ事だといえますが、あれは一定の効果を上げているとは思うのですが、「勉強嫌い」を、本当に嫌いなのか、興味が持てないだけなのかを同一に考えてしまうと、とんでもない方向にいってしまいそうです。
そしてそれは、個々の研究ではなく、政府主導とかいう大きな枠で、結果を統計でしかとらえられないような仕組みだと、より顕著に表れてしまいそうです。
現場の人たちは頑張ってることをお知らせいたします。シラセだけに(違