アニメ・アイドル系イベント放浪記

アニメ・声優さん・アイドルイベントの参加blog。アニメ感想なんかも書いちゃいます。

21Q3 萌えアニメ総括 その3

全く状況は改善されていないのですが、さすがにここまで秋アニメの初回放送が進んでくると自分もあせってくるので、頑張って夏アニメの消化中の状況です。
実際にはQ3はそれほど本数が多くなかったはずなので、頑張ればなんとかなるはずなんですけどね。

そしてQ4アニメは今のところショートモノが多そうなので、本数だけはちょっと多めになりそうです。
それがゆえに、すでにいくつか見てしまっているのですが。
(だからますます遅くなるんや!)





乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X

はめふら2期。
こちらは珍しく1期をちゃんと放送時期に視聴した後の2期視聴です。

とはいえ、日常系とまで言えないにしても、基本的には大きな事件が起こるような感じでもない作品なので、1期の続きとして進んでいくような作品となっています。
そもそも1期で破滅フラグを回避して、悪役令嬢からモテモテの主役に進化してしまっているので、ひたすらカタリナがイケメン男子(女子も含む)に好かれまくる作品になってるんですけどねwww

ラストには弟君が行方不明になって、多少の起伏があるのも、アニメとしての作り方が上手いな、って思うところ。
ですが最後にはやっぱり日常に戻ってしまいました。
学校を卒業して魔法省に入るらしいので、環境は変わるんでしょうけどね。

って思ったら、最後の最後に現実世界に戻ってきて、元々の乙女ゲームが2になって再登場。
あぁ。そういえば元々は乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまった設定でしたね。
(タイトルが語ってるやん!!!)

これを書くためにHPを見てみたら、劇場版決定、って書いてあったので、その辺はそっちで描かれるのでしょうか。
とはいえ、今までは一通りゲームをやった後での転生だったものの、本編ラストの雰囲気だと2はやったことがなさそうなので、事前のイベントを察して破滅フラグを回避するのは無理そう。
どんな展開になるのか楽しみです!!





・ぼくたちのリメイク

どん底の状況にあった主人公 橋場恭也 は、ある日目覚めると10年前だった。
そこで、当時選ばなかった選択をすることで、自分が思い描いていた世界を構築する・・・
みたいな序盤でした。

進学しなかった芸術大学で同期だったプラチナ世代と言われる3人の有名クリエイターたち。
過去に戻ったことで、その3人の仲間に加わり、映像制作やゲーム制作をすることとなりました。

恭也は10年分の実務経験があるため、学生の実習や同人ソフト開発なんかでもディレクターとして敏腕を発揮していきます。
他のメンバーたちが苦労し苦悩していく中でも、なんとか頑張って作品を作り上げていく。
あぁ、そんな感じのサクセスストーリーなんだな。
って思った矢先。

結局、1人は大学をやめることにして、1人は歌をやめて、1人は絵をやめて。
突然10年後に飛んだ先では、そのうちの1人と結婚しているので、それはそれで幸せだったんでしょうけどね。
なんとか日常生活を続けていく(結局、ゲーム開発のディレクターになってる)のですが、自分が敏腕をふるいすぎたがゆえに、周囲の人たちを落胆させて、可能性の芽を摘んでいっていることに気が付くのでした。
そしてこの時間軸でも同じようなことを繰り返そうとしているところで・・・
ってところで多少の変化があるのですが、今さらそんなことを言われても。

って思ったら、最後に再度10年前に逆戻り。
次は失敗しないぞ! ぼくたちのリメイクは、始まったばかりだ!!
って感じで終了。

最終的にはタイムリープものなんだな、っていうのが感想です。
この手の作品には大きく2つの分別があって、過去に戻った自分の行動が本来の行動と違っていた場合、その変化は世界全体に発散するのか、収束するのか、ってところです。
世界に影響する変更尾が大きくない場合は自然と収束していくものなのでしょうが、今回の作品は「物語の主人公が進路を変更する」という時点で、非常に大きな変更になっています。
ここを変更した時点で、今までとは全く違う道の世界線を進むことになるので、今までの未来の知識などあまり意味がない。(経験は積み重ねていってるけど)
その時点で、チート能力はあるものの、普通のゲーム作成アニメなんだな、って錯覚してしまったところがありました。

その後の急展開は、確かにすごいと思ったけど、ちょっとギャップが大きすぎたんじゃないのかな。って思った。
まぁ、大いなる伏線とみれば納得できるところではありますが。

アニメとしては、非常によくできています。
なにより女の子が可愛く描けていますので、それだけでも見る価値あり!
中途半端(?)な方言でのしゃべり方もいいですよね!!

あとあと、タイトルの「ぼくたちのリメイク」。
ラストで見事にタイトル回収した、と受け止めることもできますが、「たち」って誰なんでしょうね。
僕が、記憶を残したままタイムリープしまくって人生をやり直す 橋場恭也 であることは確かなのですが、他は誰も一緒にタイムリープしてくれる人がいないので、不自然なタイトルだな、って思ったわけで。
登美丘先輩だけは、黒幕として全てを知っている雰囲気ですが、決して仲間ってわけでもなさそう。
シェアハウスしてた仲間の人生を一緒にリメイクしよう!っていうことで、恭也を含む4人(+α)のリメイクだとすると、実際に行動するのは恭也だけなので、あまりに恭也の主観的が強すぎるタイトルだな、って感じてしまいました。





・BLUE REFLECTION RAY/澪

なんとか2クール24話を見ていった感想なのですが。
「なるほど、わからん」っていうのが正直なところ。
とにかく変身して、少女の想いを守るために戦っている、っていうのは判るのですが、どうにも普通にアニメを見ているだけではわかりづらい印象です。
後半に入っていろいろと説明もあって、世界も崩壊して敵側の意図もなんとなく見えてきたのですが、終わり方も、あれでいいのか?って納得できるようなできないような。
そもそも全体がよくわかってないので、良いか悪いかも判断つかないところです。

まぁ、アニメ作品単位でよくわからない、っていうのは日常茶飯事なので、それはそれでいいんです。
せいぜい「判りづらかった」っていう印象が残る程度なので。
それより残念なのは、これだけ女の子ばかり出てくる作品において、女の子の楽しそうな笑顔が全く見受けられない、ってことです。
どのシーンを見ても、全然女の子が楽しそうじゃない。
正直、それだけあればいくらかは救われるのに、いつも何かに苦しんでいる作品になってしまっているような。

これって御時世の問題なんですかね。
大きく分類すると、この作品も魔法少女モノということになると思うのですが、まどマギ以降の魔法少女は口をそろえて、最終的に報われない悲惨な存在になってしまいました。
それでも最初は楽しい世界があって、それがどんどん堕ちていく落差があったと思うのですが、この作品は最初から楽しい雰囲気を感じられなかったんですよね。
当然、需要があっての作品だと思いますので、自分がこの作品に合わなかっただけ、って思ってます。
今後見る作品の基準を選ぶ際の指針を見つけることができたという意味でも意味がある1作だったのでしょう。