まだまだ続く、秋アニメ総括。
問い合わせなど来ていないですが、記事画像のキャラの名前は無いです。
まだ無い、というよりは、AIで安定して同じキャラを描き続ける技量を持っていないので、基本的には毎回別人って言う設定です。
ただ、衣装やシチュエーション以外のキャラ指定プロンプトは毎回同じなので、同じようなキャラが出来上がるのは仕方ないですね。
個人的に一番のポイントとしては、髪型です!
出来れば横ポニテ限定にしたいのですが、このプロンプト指定が上手くいかないので、これは後ろポニテだろ、って画像も出て来ますが、まぁ仕方ないですね。
冬にポニテは寒いだろ、っていう意見については、全力で却下ですwww
アニメ視聴の合間など(30分ぐらいかかる生成をかけてから視聴開始とか)で色々試していますので、そのうち安定した手法が生まれてくるかもしれませんが。
とりあえず23Q1までの画像は作ってあるので、変化があるのはそれ以降かな。
・勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う
最近流行ともいえる、異世界ファンタジーアニメ。
最近、って事も無いですね。
ちょっと前なら、もう1つ「転生」というキーワードが入ってきたところですが、そこのブームがひと段落したのは、時代が進んでいるという意味では素晴らしい事です。
タイトルからしてラノベ原作っぽいのですが、調べたらやっぱりラノベ原作でした。
内容的には、勇者パーティを追い出された主人公は、使役魔法を使って猫耳少女たちを味方につけていく、ってお話です。
うむ。すでにタイトル回収してる。
とにかく主人公の使役魔法が強力で、普通なら動物1匹を使役するのが精いっぱいなのに、最強種と呼ばれる亜人たちも何人も同時に契約できてしまいます。
本人はその能力をたいしたことないって思っているので、たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で使役するような物語になってしまっています。
その契約対象の1人がタイトルの猫耳少女ですし、それ以外も基本的にはかわいい女の子ばかりなので、いわゆるハーレムパーティになってしまうわけですね。
タイトル要素を除けば、普通のファンタジーアニメになっているので、モンスター退治に出かけたり、困った人を助けたり。
その道中で、ますます女の子の最強種を追加していく展開なので、きりがないです。
ただ、タイトル要素にはもう1つあって、勇者パーティを追放された方。
こっちの方はかなり厄介で、この作品では勇者はかなり悪意を持って描かれています。
選ばれた人物なので、何をしてもいい、っていう高圧的な態度。
それが原因で、お前は不要だ!って事でパーティから外されてしまうのですが、やっぱり必要になったので、これまた高圧的な態度で引き戻しに来ます。
普通の人間なら、そこで素直に従うわけにはいかないのですが、相手は勇者なので、様々な迫害が。
ですが、最強なので、それすら跳ね返してしまいます。
ついには、街の危機を主人公が救うものの、勇者パーティは何もしてくれなかったので、住民からの信任も失ってしまいました。
そりゃそうだわな。
討伐すべき魔王そっちのけで主人公に対する恨み辛みを重ねていく勇者なので、この後の展開が怖いです。
リアルに考えてみると、勇者だからという理由で庶民から色々搾取したり、民家に押し入ってタンスを開けて勝手に中身を持っていったり、ツボを割りまくったりするのは、どう考えても犯罪行為なんですよね。
せいぜい初期のドラクエのように、ちゃんと共通認識として魔王などの危機が一般に知れ渡った上で、王族の息子などある程度の立場のある人間であれば、嫌な顔をしてもある程度は従うのかもしれませんが。
平和に暮らしている一般人であれば、見知らぬ旅人が勝手に家に押し入って来たら、立派な強盗ですって。
それでもゲームの場合、そこでしか取れないアイテムが配置されていたりするので仕方ないんですよね。
仕方ない。仕方ない。これは必要悪なんだ!!
・宇崎ちゃんは遊びたい!ω
うざかわいいアニメ、宇崎ちゃんの2期。
「ω」は「だぶる」であって、SUGOI DEKAI を象形文字として表しているのではありません。
たぶん。
大学ではぼっちキャラの桜井先輩。ぼっちだが、ロックはしてない。
それに対し、高校の水泳部でお世話になった後輩の宇崎ちゃんは、同じ大学に入って、先輩にちょっかいを出し続けます。
先輩、私がいないと、どうせ1人でさみしいんでしょ!みたいな感じで、ウザく絡んでくる。
桜井君の方も、ウザがっているものの、まんざらでもない御様子。
お互い、「これは恋愛感情じゃないんだからねっ!勘違いしないでよねっ!!」って感じで頑なに現状維持を続けているのですが、周囲から見ればご飯のおかず状態になっているというか、進まぬ関係にイライラしているというか。
1期の事は、まだ自覚が無いような、ウザかわコメディに徹していたと思うのですが。
2期になって、2人もなんとなく気づき始め、周囲も結果を求めてくるようになって、物語は急展開を迎えている感じです。
何もしてないとはいえ、宇崎ちゃんの方が桜井君の部屋で寝泊まりすることもあるぐらいの関係なので、世間体もよろしくないですよね。
ついには、桜井君が宇崎ちゃんの家を訪問。
家族ぐるみの付き合いとなりました。
その際にはお父さんはいないのですが、別途スポーツクラブのインストラクターとして知り合うことで、微妙な別ラインが生まれてきてしまって。
ついにクリスマスで大激突!!!
あくまでギャグコメディアニメですので、あんまりひどい展開は期待しないでくださいwww
ともあれ、桜井君は心に深い傷を得たものの、無事に新年を迎えることができましたとさ。
って感じの最終話でした。
ストーリー的にはまだまだ続けられるとは思うのですが、2人の仲がどんどん進行していっているので、続けるにしても、これまで通りの「ウザかわいい」アニメじゃいられなくなっていくのかな、っていうのが、直近の感想です。
この手の作品で言うと、例えば高木さんを思い出したりするのですが、あっちはすでに後日談があって結婚してもからかい続けているのですが。
宇崎ちゃんは、ちゃんとくっついたら、しおらしくなって ウザくなくなる気がするなぁ。
・夫婦以上、恋人未満。
見た目も中身もキャラも、かなり純粋なラブコメアニメ。
なのですが、設定がかなりぶっ飛んでる系の作品です。
主人公の次郎は、陰キャのヲタク。ですが、幼馴染の詩織とは仲がいい。
ギャルの星(あかり)は、見た目ギャル男の天神の事が好き。
この4人が通う学校で、夫婦実習が行われる季節となりました。
さらっと聞きなれない単語が出てきたけど、夫婦実習って何なんだ!?
将来の社会勉強のため、ランダムに選ばれた男女が、同じ部屋で生活する、っていうカリキュラムらしいです。
学校は実習部屋から通うことになり、行動は常に監視されている。仲がいいと判断されると得点アップ。
ただし、寝室は別。
ランダムに選ばれたペアは、次郎と星、天神と詩織でした。
中間発表で高得点を出せば、ペアの入れ替え申請が行えるって事で、頑張る2人なのですが・・・
みたいな設定で進んで行きます。
特筆すべきは、このとんでもない制度を除くと、大きな無理やり設定は見当たらない事。
そのため、特殊な状況下ではあるものの、普通の高校生の男女のラブコメとして、ちゃんと成立しているのがすごいです。
とはいえ、ラストの方になっていくと、次郎と星がお互いに惹かれあって行って。
でも、詩織も本気で次郎に迫ってきて。
って感じで、三角関係が発展してしまいます。
そして次郎の優柔不断なこと。
アニメ12話の間で一旦の決着がつくのかな、っておもったのですが、そんなことなく仲良しエンドで終了でした。
これは終わり方として美しくないぞ!!
まぁ、最後には一波乱ありそうな伏線を残したカットが入ってたので、続きを作る気はあるんでしょうね。
個人的には、昔からの思いを募らせている重みもあるので、詩織ちゃんの方に頑張ってもらいたいです。
くじ引きで運で一緒になっただけのギャルに、寂しいだけで相手にしてもらっているのに奪われていったら、非常に悲しい結末になりそう!!!
それにしても作品のポイントとしては、夫婦実習の制度ですよね。
描かれている状況を見ると、ぽっと出の制度ではなく、ちゃんとこの世界には浸透しているような感じです。
学校限定なのか、全ての高校のカリキュラムに組み入れられているのかは知りませんが、こんな制度があったら自分なら絶対に合格するのは無理です!
怖いギャルと一緒の部屋になっただけで、休学手続きをしちゃいそう!!
アニメの方ではそんな事もなく、根暗の陰キャな主人公とはいえ、ヒロインからはそれなりに良い風に見られるので、物語が進んで行くのでいいのですが。。。
実習の意図としては、たぶん少子化対策とかで、男女の付き合いが疎遠になった社会で、この実習を通して体験してもらおう、あわよくば。みたいなところなんでしょうが。
そもそも監視付きとはいえ、男女を1つの部屋に押し込めている時点で、何も起こらないはずがない。
しかも仲が良ければ良いほど得点アップなので、どんどんエスカレートしていく事は間違いないです。
それでいて寝室は別、っていうのは、非常に矛盾した話かと思います。
たぶんこの実習をきちんと終えるためには、かなりの恋愛リテラシーが必要かと思われます。
そして、そんなリテラシーを持っているような人物であれば、そもそも夫婦実習など必要ないと思う。
この制度を考えたのは、ちゃんと結婚して子供を作るのが当たり前で、周囲がそんな人ばかりの 政治家 または 役人なんだろうな。
実際の現場など知らないので、荒唐無稽な政治方針がまかり通っても、そのうち世間に浸透して、社会が間違った方向に進んで行きそうで怖いです。
そんな状況でありながらも、健気にラブコメしていく主人公たちを楽しんでください!っていうのが見どころなのでしょう。