ついにやってきました、Q4アニメ総括最終回!
年明けから1週間近く経って、やっと自分も正式に年を越したことになりました。
全体的には、5分アニメが多かったので本数はかなりの数となりました。
あと、色々とコラボ作品があったり、いわくつきの作品もあったり。
懐かしい作品もあったり、懐かしいネタ満載の作品もあったり。
だからこそ、数が多すぎて1つ1つをじっくり堪能しつくせなかったのが残念です。
だからといって数を絞ると同じ傾向の萌えアニメしか見なくなるので、やっぱりバランスが難しいです。
なので、アニメソムリエと呼ばれる人が必要になってくるのですが、以前はA応Pさんのイベントとか配信とかでそういう情報が仕入れられたのですが、活動停止しちゃいましたので残念です。
今はネット全盛なので、調べればいくらでも出てくるのですが、どうしてもこの手の記事は主観になってしまうので、どうせ主観なら推しの主観の方がいいじゃん、って事になってしまいます。
ともあれ、すでに冬アニメが始まっていますので、すぐにファーストインプレッションに突入します!!
・ミュークルドリーミー みっくす!
サンリオのぶっ飛びアニメ。
サンリオアニメはそういう傾向が強いらしいので、これだけ特別って事はないようなのですが、自分がちゃんとサンリオアニメを見たのがこれが初めてなので実感してしまいます。
そもそも女児向けアニメをちゃんと見ているのも久々だからな~
なんでこの作品を見続けているのかと言えば、若葉ちゃんがCV:広瀬ゆうきさんだから、ですね。
残念ながらサブキャラだし変身もしないので、出番はそれほど多くないのが残念なのですが。。。
2期3クール目ともなってくると、キャラもかなり安定してきてきました。それでもぶっとんでるけど。
何が安定してるかって言うと、あれだけ悪の手先として名をはせていて、ゆめちゃんピンチ!って思っていたアッキーが、すっかりメロメロのダメダメになっちゃってること。
これはこれで見ていて楽しいですwww
ただ、ゆめちゃんには朝陽くんがいるので、完全なるお邪魔キャラなのですが。
ちあちゃんの秘密は来年に持ち越しになったので、そこからどういう展開になるか楽しみですね!
・180秒で君の耳を幸せにできるか?
深夜アニメでASMRをやってみよう!
って感じのアニメ。
ASMRのダミーヘッドマイクを目の前にして、女の子がこちょこちょやったり、耳かきしたり。
ストーリーとしては少しなにかがあるようですが、アニメを見ているだけでは何のことか全くわかりませんでした。
公式HPを見たら、一応書いてあったので、あぁなるほど、とは思ったのですが。
作品の本質とはあまり関係ないですね。
それより問題(?)なのは、いきなりダミーヘッドマイクが出てきて、それに対してこちょこちょやるので、ASMR作品として余りにメタな感じがしてしまうって事です。
もっと日常の風景を
覗き見るとか(そんな回もあったけど)、普通にみみかきしてもらうのを体感するとか、そういう内容だったら自然だったと思うのですが、いきなりダミヘはちょっとなぁ。
まぁ、時間も短い3分アニメですし、これが限界だったのかもしれませんね。
ちなみに自分は、この作品ではASMRの沼にはまることはありませんでした。
推奨されていたヘッドフォンを使わなかったから、っていうのが大きかったwwww
・SELECTION PROJECT
いやー、やらかした作品ですね~。
最初は普通のアイドルアニメかと思ったのですが、途中からなんだか怪しい雰囲気を感じてしまいました。
主人公と思われる元気系のヒロインがいて、すでに亡くなったトップアイドルの妹がライバルとして出てきて。
実はそのトップアイドルが心臓移植のドナーになっていて、移植先が主人公になってました。
まんま、IDOLY PRIDEやんかーい!!
真相は謎なのですが、企画発案が同時期なので、どこかのプロダクションで没になった企画があって、スタッフが別の会社に行って発案したら採用されたけど、元のところも復活したんじゃないか、って憶測もあったので、当たらずとも遠からずといったところなのでしょう。
なのですが、コレは「まぁ、やらかしましたわね。お気をつけあそばせ。おほほ~」といった程度。
余り推奨されることではないにしても、企画内容がかぶるのはよくある事なので、アニメ自体に文句をいう事ではありません。
そうではなく、オーディションの形式でありながら、まったくオーディションの体をなしていないのが問題。
前出のIDOLY PRIDEと比較するのであれば、あっちはライバルの2つのユニットがあったものの、同じ事務所だったので、最終的にみんなで手を取り合うってのは判る話です。
なのですが、こっちは完全にオーディション番組になっていて、勝ち残りをかけた戦いを期待していたのですが、結局は最後まで9人一緒になっているのが非常に問題です。
その傾向は序盤にも表れていて、1次審査で仮に決めたグループが、そのまま最後まで仲良しグループになっていたりとか。
2次審査は個人戦で必要ポイントを得たら通過なのですが、必要ポイントのところでカウンターストップになっていて最終順位が解らなくなっているとか。
3次審査で全員不合格になるのはいいとして、そして全員で自主アイドルを目指すのはいいとして、事務所がそれを復活させるところが現実的じゃない。
まぁ、その辺はシナリオの問題なので、アニメ制作として文句を言うべきじゃないのかもしれませんが。
アニメーションの表現として、結果発表などの大事なシーンを飛ばして、その後の回想やVTRで把握させる手法が何度も取られていたのは、アニメ制作の問題としてイマイチだったと思います。
特に視聴者投票のあるアイドルオーディションなんてものは、視聴者も主観で見るモノだと思うし、その瞬間に一番の感動があると思うのですが。
ラストも、どうせ御都合主義作品なので全員合格するだろうと思っていたものの、その結果を知ってから当時の映像を見る表現だと、感動もイマイチになってしまいます。
これって、実際にオーディション番組でやったら、次回から視聴者が一気に減るんじゃないでしょうか。
実際に「あんな終わり方じゃあねぇ・・・」みたいなセリフがあったし、そこも制作側は解っているのでしょうけど、その後にどんでん返しであのエンディングになっても、一般客からすれば印象は変わらないんじゃないのかなって。
現実的には、アニメーションを作成する際には、ちゃんとキャラを作って、声優さんを当てて、その後の展開も考えて進めていかないとダメなので、実際のオーディションのように途中で落とすのは惜しいというのは判ります。
であれば、最初からオーディション形式を取らなければいいのに。
ともかく、ちょーっと残念だったな、が積み重なった作品になってしまったのが非常に惜しいです。
絵もきれいだし、女の子もかわいいので、そこだけ見ればいい作品に慣れたと思うんですけど。