アニメ・アイドル系イベント放浪記

アニメ・声優さん・アイドルイベントの参加blog。アニメ感想なんかも書いちゃいます。

22Q4 萌えアニメ総括 その4


いよいよ2022年も最終週。
先生も走り出す師走と言いますが、実生活の忙しさに負けず、しっかり萌えられていらっしゃるでしょうか??
自分は、この期に及んでアニメ視聴ペースが落ちてきた感じがするので、ちょっとした危機感を覚えています。

年内の放送スケジュールを見ていくと、結構な数の作品がちゃんと年内に終わる予定みたいなので、うまく行けば新年からすっきりした気持ちで冬アニメを始められそうなのですが、まぁ完全には無理でしょうね。

そもそも冬アニメのチェックを全くやってないし。
あ、これはまずいな。そろそろ準備しなきゃ!!





うる星やつら

まだまだ続くみたいですが、次週がお休みで年内最後の放送が終わったって事で、このタイミングで一旦書きます。
言わずと知れた、元祖萌えアニメといっていい名作のリメイク。
自分も、何らかの形で旧作を見たことはあるし、原作マンガも家にあったので全部読んだことはあるのですが、そこまで明確に覚えているかというと、そう言う訳でもないですね。
なぜか、ビューティフル・ドリーマー だけは、テレビでも何度も放送されていたことがあって、何度も見た記憶はあるのですが。

そんな淡い記憶を呼び起こさせるような今作。
ファーストインプレッションでは、思ったほど違和感ないな、って感じていたのですが、やっぱりずっと見ていくと何か違うのかな、って思ってしまいます。
リメイクとはいえ時代も違うし声優さんも違うので、仕方ないのですがwww

ラムちゃん諸星あたる あたりは、特に違和感なく受け入れられてる感じです。
面倒は・・・「くらいよーせまいよー」ってあんな感じでしたっけ?
あと、チェリーについては、最も違和感を覚えてしまいました。

それでも、進行していくうちに慣れてしまうので、そういうものだという事で問題無いと思います。

たぶんストーリーの流れとしては、旧作よりは早めなんですよね。
なんとなく覚えているエピソードが途中で省かれてたりして、あれ?って思ったこともあるので。
元々4年ぐらいやってたのを1年に圧縮するって事みたいなので、ストーリーをセレクションにしたところで、詰め詰めになるのは仕方ないのでしょう。

それでもやっぱり感じるのは、毎回のように新しいキャラが出て来るたびに、そうかこのキャラは途中参加だったんだな、って事でした。
なんか旧作の方では当然のようにラムちゃんにくっついてたテンちゃんは年明けからの登場みたいですし。
海が好きな親子もまだ出てきてない。
ギリギリ滑り込みで面倒妹が出てきたので、それを実感してしまいました。

ある程度 登場人物が出そろってからが本番って感じもしますので、見どころはまだまだありそうです。





・うちの師匠はしっぽがない

今期の落語アニメ。
この手の作品は多くあると思うのですが、自分はそれほど数をこなしていないのですが(昭和なんとかは見てない)、その中でもかなりちゃんと落語に向き合った作品なんじゃないかな、って印象です。

大正時代。淡路に住む豆狸の まめだ は、大都会大阪にやってくる。
何とか人を化かそうをするものの、失敗しまくり。
そこで見かけたのが、大黒亭文狐 の高座でした。
化かすのではなく、落語の芸で人々を魅了していく姿にあこがれ、弟子入りしていきます。

はっきり明示されているシーンは無かったと思いますが、名前からしても、文狐師匠が 化け狐 であることは明白ですよね??
師匠の師匠も人外であるっぽくって、人間に住む場所を奪われた結果の復讐としての落語を実践してきて、それを文狐にも受け継いでいたことから、「弟子は取るな」と言う言葉を残していたんですね。
ただ、同じ境遇のまめだを見つけ、遺言を曲げてでも拾ってやった、って感じです。

自分は落語に全く疎いのですが、最後の解説コーナーとかを見ても、ちゃんと上方の定番ネタを拾って行ってる感じ。
大阪の街の雰囲気からしても、ちゃんと庶民の娯楽としての地位を確立していて、変な脚色や誇張が無くっていいな、と思いました。
まぁ、主役が狸の時点で、どうしてもフィクションになってしまうのですがwww
この世界がちゃんと続いていけば、平成なんとか合戦の世界につながっていくのかな、って思う。

後、全く関係ないように見えますが。
「アイドルを日本の伝統文化にしよう!」って言葉を思い出してしまいます。
今でこそ、日本の伝統文化として上方落語を挙げても違和感がありませんが、ほんの100年前ぐらいの大正時代であれば、こんな感じで庶民の娯楽だったんだろうな、って。
歌舞伎なんかも同じ流れですよね。
そう考えると、今の時代に庶民の娯楽としてのアイドル文化が、100年ぐらい後に伝統芸能になってもおかしくないとは思います。
ただ、それを実践するには、ちゃんとした定番の演目が必要かと思いますが、今は権利関係が難しいですからね~。
その辺の権利問題が解消される時代になってきて初めて、伝統芸能の土台が出来てくるのかもしれません。





・PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL

大人気3分アニメの2期。
アニメと言っても絵のアニメではなく、フェルトのぬいぐるみのストップモーションアニメです。

1期では、散々悪事(?)を働いてきたモルカーたち。
2期1話では事故を起こして街を壊滅させたので、免許取り消しになって、自動車学校へ送られてしまいました。

自動車学校に行っても、いたずら大好きなモルカーたちは好き放題やり放題。
とはいえ、1期の頃は街中を大混乱に陥れてきたので、それに比べたらかわいいものです。

ラスト近くになって、やっと改心して、まじめに授業に取り組むようになりました。
最終回には無事に免許が再発行され、元の持ち主の元に帰っていき、めでたしめでたし。
元がアレだったので、ラストのラストでどんな大波乱があるのか?って不安だったのですが、ちゃんと綺麗にまとまってくれたのでよかったです。

この作品で1つポイントを挙げるとすると。
免許はモルカーに対して与えられる世界なんですね。
一応、運転手はある程度の運転は出来るようですが、モルカー自身の意思が優先されて暴走しちゃう。
最初のビル崩壊事件でも、懲罰としてはモルカーたちの免許取り消しであって、運転手の方は特に前科が付いたような感じではなさそうです。

リアルに置き換えて考えると、どうなるんでしょうね~。
道路交通法では馬(鹿も?)は軽車両らしいので、馬が暴走した、とかでも騎手が悪いとか、整備不良扱いとかになるのでしょうが。
今後、完全自動運転ということになると、今と免許制度も変わってくるでしょうし、自動運転限定免許であれば十分な技能や責任を伴わなくても取得できるようになることでしょう(そうじゃないと意味がないし)
そうなった場合、事故が発生した場合の責任ってどこになるのか、って事ですよね。

この作品のように、モルカーを矯正させればOK、ですむのかどうか。
アニメだからとはいえ、崩壊した街に対する保障は行われたのか。
そんなことを考えると、怖くて車の運転なんかできなくなっちゃいます!!!