アニメ・アイドル系イベント放浪記

アニメ・声優さん・アイドルイベントの参加blog。アニメ感想なんかも書いちゃいます。

23Q1 萌えアニメ総括 その2


どんどん最終話が放送され続けている、冬アニメ。
自分としては、頑張って早々に総括を終わらせたいので、なるべく時間を取って視聴している状態です。
実際のところは、今期は途中断念作品が多いので、ずいぶん楽(?)になってるのですがwww

そんな状況なので、早めに今期ののバナー画像の説明をしておくと。
前回と同じように、AI(SD)で量産したものです。
前回よりはプロンプトを工夫したり、モデルも変えたり、ちょっと頑張って Vroid+img2imgもやってみたりするのですが、どれがどんなふうに作られたか、わかんないですよね~
いわゆる「うちの娘」を表現するための努力が見て取れます。(それは自分だけ)

この辺の画像は年末ぐらいに作り貯めしておいたものです。
そういうタイミングで作っているので、記事やアニメの内容には全く関係ないですが、一応季節感だけは気にして作っているつもりです。
なので、季節が一巡したら、ネタが尽きるか、飽きるかするのかな、とも思ったのですが、それを許さない進化が、ここにはありました。
これを作ってた時期には、まだControlNetもなかったし、学習までは手出ししてなかったので、そういったものは今後そのうちに出て来るでしょう。





うる星やつら

元祖萌えアニメともいえる金字塔のリメイク、いったん完結です。
ここ半年ぐらい、アニメだけではなく、各所でラムちゃんコラボなんかも見られたので、非常に楽しく影響力のある作品だったかと思います。

自分としては、旧作はリアルタイムでは無いものの、何度か見たことある記憶があるし、ビューティフルドリーマーは何度か見たことあるし、誰かのライブでOP曲のカバーなんかも何度も聞いたことあるので、お馴染みの作品だとは思っていました。
なので、リメイク版を見る時には、どれだけ違和感があるのかと不安な気持ちもあったのですが、ラムちゃん・あたる の辺りは、全く違和感が無く、すぐに本編に入っていく事が出来たので、非常に素晴らしかったです。
先に進むにつれてキャラも増えてきて、テンちゃんやチェリーあたりには違和感もあったし、面倒の時も これじゃないだろ って思う事もあったのですが、すぐに慣れたので、そう大きな問題ではないです。

絵柄や雰囲気も、少し昔の当時を思い出させるような雰囲気もあり、かなり適切。それでいて現代レベルに達しているのが素晴らしい。
ストーリー展開が早いような気がするのは、おそらく旧作アニメの時よりも原作消化のペースが速いからだと思うのですが、その分、単体アニメとしてみれば、テンポの良い仕上がりになっていると思います。
恐らくは、旧作アニメよりは、原作の方に寄せた作りになっているんだろうな、って思う。

ただ1つだけ思うところがあって。
原作に寄せてきた、は素晴らしい事なのですが、それが故に「ちゅど~ん」などの特徴的なオノマトペが、アニメでもそのまま文字になって表記されてしまっている、って事。
原作に忠実、というのであれば、原作に描かれてるのをそのまま絵にしました、っていうのは理由として正当なのですが、これはアニメ単体として考えた場合にどうなのかと、少し思ってしまいます。
多少のアクセントならともかく、常に濫用されていたので、っていうことも含めて。
原作に忠実にアニメ化した際のアニメ化手法については、ちょっと言いたいこともあるのですが、丁度今期の別作品でも思ったこともあるので、続きはそっちで書きます。

それとは別に、最近のアニメは何らかの形で海外に持っていかれることは必然ですし、本作のようなレジェンド作品は海外ニキネキは黙っていないと思うのですが、日本語オノマトペはどんなふうに映るのか、ちょっと興味?不安?があったりして。

その辺のちょっとした要素はあったものの、それでも名作アニメであったことには変わりないです。
2期も来年放送予定って明言されてますし、楽しみに続きを待ちたいと思います。





お兄ちゃんはおしまい!

ある意味、今期一番の話題作。
絵柄もポップだし、内容もかわいいし、ちょっとえちぃし、お姉ちゃんはきゃりさんだし、その友達は横ポニテさんだし、とっても楽しい作品でした。
簡単に内容を言うと、引きこもりニートの「お兄ちゃん」まひろが、天才妹みはり(CV:きゃりさん)が作った怪しい薬を飲んだら、女の子になっちゃいました。ってお話。
タイトルはすぐに伏線回収されるのですが、まひろ本人の「お兄ちゃんはおしまいにして、みはりの妹として生きて行った方がいいのかな」っていう事なので、あんまり深く考える必要はありませんでした。
なので、ストーリーの大部分は、みはりの方が「お姉ちゃん」として表記されています。
一応、みはりはまひろの事を「お兄ちゃん」とは呼んでますけどね。

しばらくは、ダメニートのまま引きこもり生活を続けるものの、みはりの友達経由で同年代の友達ができたり、その流れで中学校に通う事になったりして、どんどん普通の女子中学生として生きていくことに慣れて行ってしまいます。
それがどうなのか、という事はともかくとして、ニートよりはよっぽどマシなのでしょう。
なによりアニメとしては、女の子がたくさん出て来る方華やかになるし、見ていて楽しいですからね!!

主人公が元々工口ゲマニアだったこともあり、アニメ中の表記でも肌色多めとなっております。
ちゃんと地上波アニメなので、それほど直接的な表記もなく、お風呂シーンでも謎の光や湯気が頑張ってくれていました。
最近は変なマークで強制的に隠す風潮が多いので、こういう自然にな表記はいいよね。
円盤になったら湯気が取れるのかどうかは、考えないことにしますwww

こんな生活を続けていても、心はずっと男性のまま維持できているのは、かなりの精神力なのでしょう。
なのですが、女性同士の特権を活用して相手を直視したりしないのは、作品としての軸があるんでしょう。
最初の頃は、女の子になったばかりだと、性的興奮のレベルが違うから、とか何とかいって制限させてたのですが、さすがにこれだけ女の子歴が長いと、最初の設定は有効期限切れになってるような気も無きにしもあらず。
そこを気にしなくなると、完全に工口アニメになってしまうので仕方ないか。

だがしかし。
自分的に引っかかったのは、第2話。
1話でだいたいの設定を固めて、いよいよ次からメインの話がすすんでいくのか!
と思った直後に、女の子の日の話でした。
今まで女の子になる系アニメは多数あったけど、ここまで踏み込んだことはなかったかと思うので、ちょっと面食らってしまいました。
最初から女の子のアニメなら、そういう話はありました。12歳。とか。
非常にリアルでセンシティブな話題なので、最初にこれを持ってこられて、そういう作品なのかな?って身構えてしまいました。
ちょっと違うかもしれないけど、アニメの中に突然実写が紛れ込んだような違和感というか。

それもあって、少し警戒しながら見進めていったのですが、ここ以降は警戒するような事はなかったのでよかったです。

最後の温泉回になって、いきなり元に戻る兆候が表れたものの、再度薬を飲むことで効果更新。
引きこもりニート生活に戻るよりは、いまの女子中学生としてキャッキャうふふとした生活を選んだって事なのでしょう。
結局、ちゃんとした友達が大事なんでしょうね~。
はぁ。





転生王女と天才令嬢の魔法革命

今期は異世界転生アニメが多い印象があって、敢えてそれらを避けていた記憶もあるのですが、この作品はなんとなく最後まで見てしまいました。
最初から王家内部のドロドロした雰囲気がアレだったものの、キャッチフレーズが「王宮百合ファンタジー」ということらしいので、楽しい展開もあるのかな、って思って見続けていたような気もします。

展開としては、魔法が使えない王家の姫(実は異世界転生者)が、自分を含めて、魔法を使えない人でも恩恵にあずかれるように魔法具を開発していくものの、魔法の権威で生きている貴族連中に迫害されているような設定。
色々あって迫害されている女の子たちが姫の元に集まってきて、本来は王位を継ぐはずだった王子(弟君)までもがゴタゴタにまきこまれてしまって、最後には罪人にまで落ちてしまって、やっぱり王位は姫の元へ。
その後もひと悶着あって、マジバトルの後、百合相手のユフィリアが王位を継ぐこととなりました。

いやいや、そういったゴタゴタ展開はどうでもいいのですが(よくないのですが)。
魔法という明確な権威があったとしてもこれだけゴタゴタする王家は非常に危ういと思うぞ!!!

こういった王政の国では、たとえ王や王子がどんな酷い行為を行ったとしても、それを裁く法などなく、周囲の貴族たちもそれを擁護するものだと思うのですが、ここでは違うんですかね??
後の歴史として、王政はこの代で終わるような解説があるので、この物語ではその前兆が十分にあったって事なのでしょう。

あとあと。
タイトルに転生女王とあるものの、全く転生してきた感がないんですよね。
セリフの端々にそれを思わせる言葉はあるもの、だからといって行動に表れるような感じでもなく。
最終話でやっと明示的に語られてた印象です。
そして、百合アニメかと思っていたのですが、そんなシーンも最終話でやっと明示的に示されました。
それまでは、結構辛辣なバトルシーンが続く作品でしたので、最終話になって急いで伏線回収しまくった、って印象が強です。

続編があるのであれば、やっとドロドロした権力争いが終わって、すっきりとした百合アニメになりそうな展開なので、是非とも見てみたいと思うのですが。
制作陣としては、そんなものを作りたいんじゃないんだ。って言いそう。