アニメ・アイドル系イベント放浪記

アニメ・声優さん・アイドルイベントの参加blog。アニメ感想なんかも書いちゃいます。

23Q1 萌えアニメ総括 その3


順調(?)に消化しつつあるQ1アニメ総括。
自分は最近は配信を中心に見ていて、お風呂にタブレットを持ち込むこともあるのですが。
22Q4の時に、年末に何とか消化しようと思って、テレビ放送が先行しているものを頑張って視聴してましたので、今回もそれを真似てHDDレコーダーをフル稼働させている状態です。

なのですが、一部4月以降に足を突っ込んでる作品とかもあるので、3月中にすべてを終わらせるのは無理ですね~
ともかく、春アニメが始まっているのに、冬アニメの総括が終わってないので書き込めない、という事だけは避けたいと思います。





イジらないで、長瀞さん 2nd Attack

冴えない男子が女の子にいじられる系アニメ。
これ系アニメは以前から結構あったとは思うのですが、女の子の方の激しさから言うと、現状トップに君臨しているのではないでしょうか。
まぁ、見終わった直後だから、ってのもありますが。

1期では、ただひたすらに長瀞さんにいじられまくってたセンパイ君なのですが、2期にもなると結構な好意が見え隠れしてきてしまいます。
やってることは同じなのですが、ちょっとした反応というか反撃に、いちいちドキドキする長瀞さんがかわいい。

いつのまにか、センパイはメガネキャラを卒業。
そこでも散々いじられるのですが。
そしていつの間にか、柔道アニメに方針転換。
ここでも、長瀞さん絶対優位の体制は変わらないので、やっぱりいじられまくるのですが。

そんなこんなでイベントを潜り抜けて行った後は、すっかり2人は「両片思い」と呼べる状態になってしまいました。
決定打としては、脱ぎがちな部長さん(女性)が卒業したと思ったら、今度は従妹ちゃんが入部してきた事でしょう。
別にセンパイ君を狙ってる訳ではなく、状況を知っててけし掛けて来ているので、たちが悪いですね。
客観的にアニメとしてみる分には楽しいですwww

最終的には水族館デート!
練習という名目ですが、最後の最後には・・・

特筆すべきは、ちゃんと最後まで、長瀞さんのイジり体質が変わらなかった事ですかね。
だんだんと恥ずかしがってる表現は増えていったものの、やっている行動はきちんとイジりなので、変にデレが発動するよりはよかったかと思います。
それに比べてセンパイ君の方は、今までのヘタレ体質からすっかり自信を付けてしまいました。
自信を持つのは良い事なのかもしれませんが、いままでのイジり行為の受け取り方も変わってきてしまうでしょうから、今後続けて行くとなると、同じようには見ていけないかもしれませんね。

最終話でも散々言われてたけど、これは先輩のDTの危機!!
水族館デートの時は何とか回避したようですが、これはもうカウントダウンと言ってもいい状態です!!!

だがしかし。
長瀞さんの友達連中がそんなことを言っていたって事は、長瀞さんの方は(ry





解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ

最近流行の、異世界スローライフアニメ。
だと思って見始めたと思うのですが、最終話まで見た感想としては、そんな事なかったなぁ。

ストーリーとしては。
魔王軍四天王の補佐だった主人公ダニエルは、ある日突然解雇されてしまいます。
行く当てを失ったものの、森で少女を助けると気に入られて、少女の街で生活するようになって、結婚して、子供も生まれて、村長にまで上り詰めることに。
だがしかし、魔王軍での彼の功績は大きく、抜けた穴を塞ぎ切れないでいたため、彼を呼び戻そうという流れがありました。
魔王軍四天王がついに街までやってくる。
運の悪いことに、そこに勇者までやってくる。
そこで明かされる衝撃の真実。なんと、ダニエルは勇者の息子だったのです!!
対峙する育ての親(魔王軍先代四天王)と実の親(先代勇者)。
だがしかし、孫の存在もあって無事に和解することができました。

めでたしめでたし。

って展開でもよかったかと思うのですが、その後も一波乱あって、直接解雇を言い渡した現四天王が暴走し、街を焼き払おうとして、それ以外の勢力と対峙することになってしまいました。
最終的にどうなったかは見てもらえれば判りますが、それほど想像に難くないですね。

結局のところ、タイトルにあった「スローなセカンドライフ」って何なんだ?って事ですね。
村長になるまでの流れも、その前に比べたらスローライフなのかもしれませんが、隣町の件とか鉱山の件とか色々あるので、そんなにスローじゃない。
その後の怒涛の展開は、見事に異世界バトルアニメとなってしまっています。

最終的に無事に片付いたので、いよいよこれからスローライフを送る事が出来ますね! で終わってしまっているので、「スローなセカンドライフを得るまでの物語」が正しい肩書なのでしょう。
っていうか、スローじゃない事は明確ですが、最終的には魔王軍四天王補佐であった事を利用しての村の統治になっていきそう(あれだけやらかしたら、隠すこともできない)なので、セカンドライフでもなくなってしまうのでは???

とはいえ、勇者と魔族がきちんと和解する作品はそれほど多くないので、それも含めて見ていて楽しい作品ではありました。
かなり根本的なところが解決してしまっているので、続編を作ることができるのかなぁ。っていう心配はありますが。





異世界のんびり農家

最近流行の、異世界スローライフアニメ。
こちらはきっちりスローライフしていたので、安心して見る事が出来ました。

全体的な流れとしては。
現世で病死した主人公は、異世界転生時のチートスキルという定番の特典で、万能農具を手に入れました。
それを使って、森を開拓。
どんどん人が集まってきて、周囲の国からも一目置かれるようになってきて、村はどんどん発展してきました。

って感じのお話。

基本的にモンスター系以外だと女の子ばかり集まってくるのは、アニメ的な御都合主義だと思っておきましょうwww

ともかく、この万能農具がすごくて、いくら畑を耕しても疲れないし、考えるだけで勝手に種まきもされる。しかもすぐに収穫できる。
おまけに工具にもなる。それだけではなく、ドラゴンなども倒せる強力な武器にもなっちゃう。
すげーな、完全なるチートアイテム!!

これのおかげでいろんな種族を従わせていって、自ら入植する人たちも後を絶たず。
そんな新興勢力なので、周囲からも警戒されてしまうのですが、あるものは万能農具のチートな攻撃力にやられ、あるものはすでに従えている強力な軍事力に怯え、だんだんと懐柔されていくのでした。
村からすれば危害を及ぼす気は無いので、何もしてこなければ仲良くするだけなので問題ないですね。
最終的には、無事に子供も生まれ、通貨制度も導入され、人も増えるので新たな村も作らなきゃ、みたいな感じで未来を予想させて終了です。

見えない場所で散々なる策略はうごめいていた感じですが、表向きは立派にスローライフを送れている作品でよかった!!!

ただ、深読みしていくと、結構怖い話でもありますね。
こうやって大成功できている理由は、チートアイテム「万能農具」にあります。
本来すごい大変なはずの農業の苦労を全部これで片付けてる。これで内需がすごく潤う。
そして、たまに武器にもなり、外敵に対して強大な軍事力になる。
今でこそ、未開の森の中の小さな村なので、人が増えたから開拓しよう、で済んでいますが、そのうち大きな国になって別の国と国境を接するような事になったら、ここまで上手くはいかないんじゃないでしょうか。
まぁ、現代日本での作品の宿命というべき、現世の倫理観を異世界まで持ち込まざるを得ない都合があるので、女の子ばかりのハーレム村を作ったとしても、それほど直系の人口を増やす事が出来ないので、すぐにそういう問題が発生することはなさそうですが。

あとあと、こちらはアニメ作品として気になった事なのですが。
なんだか説明セリフが多くないですか??
原作を読んだことはないのですが、ラノベ原作ということで、場面表記は全て文字の文章で表現されているのかと思います。
当然、この時点で説明文章が多いのは解る。
ですが、本来は「アニメ化手法」として 絵・会話・雰囲気などで表現できるものであっても、原作を忠実にアニメ化するという名目で、主人公の説明セリフになってしまっている事はないのかな、って。

ちょっと前に、「マンガでわかる●●」のような学習本が流行していた時期がありましたが、表紙につられて店頭で手に取って見たことはありましたが、導入部のマンガ部分はそんな感じですが、ちょっとページを進めるとすぐに文字ばかりのページにぶち当たってしまって、そっ閉じした思い出が多数、でした。

原作に絵を付けて声を付けたらアニメ化完成じゃん、みたいな意見があるとは思うのですが、やっぱりアニメはアニメとして別の表現方法であるという事は気にして置く必要はあるのかな、って思ってしまいます。
そのために、どこまで原作に手を入れるのか、という点はまた難しいところですが。