アニメ・アイドル系イベント放浪記

アニメ・声優さん・アイドルイベントの参加blog。アニメ感想なんかも書いちゃいます。

23Q4 萌えアニメ総括 その10


すでに季節2月中旬、先日は自分が在住している関東近郊でも大雪になったりしましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
これだけ寒いと、暖かい温泉にも入りたくなりますよね~。

本来、2023年アニメは終了したはずなのですが、実は1本だけ残していたので、アフターフォローとしての掲載です。
別に記述できなかったとか、破綻していて見られなかったとかではなく。
単純に、諸事情により放送が延期になっていた、ってだけでした。

そういう場合、放送日は後日お知らせします、のまま、それを発見できずに見逃して、後日思い出したけど見るすべを無くして忘れてしまう。
っていうのがパターンだったのですが。
今回はまだ2月半ばという事もあり、無事に見る事が出来たのでした。

って事で、正真正銘最後の23Q4総括、行ってみよう!!





豚のレバーは加熱しろ

諸般の事情により最終話の放送が年内に間に合わず、その後もタイミングを掴めなかったのか、結局2月半ばになってしまった今作。
元々の設定からして理不尽な作品だな、とは思っていたのですが、まさか放送タイミングまで理不尽になるとは思いませんでしたwww
それでも、他の似たような境遇の作品とは違い、無事に放送日近くに見られたのはよかったです。

告知ツイートはこんな感じ。


元々の内容としては。
豚のレバーを生で食ってしまったため、食中毒で入院することになってしまった主人公。
気が付いたら異世界に転生していて、豚さんになってました。

そこに現れた、謎の美少女ジェス。
なぜか人の心を読み取る能力があり、豚さんも中身は人間なので、意思疎通できてしまいます。
ジェスは王都に行かねばならないので、豚さんに一緒についてきて。ってお願いします。
王様にあったら、豚さんを元の姿に戻してもらえるかも。

そんな感じで、2人(1人+1匹)の旅は始まるのでした。

旅の道中も、いわゆる普通の異世界魔法ファンタジー世界なのですが、理賦存な段々と世界の様子が明らかになっていきます。
ジェスは「イェスマ」という種族なのですが、なぜかその種族は存外に扱われていて、奴隷のような首輪を付けられている。
そして、その首輪を(首ごと)狙う イェスマ狩りというものも存在している。
そして、イェスマはある程度の年齢になると、必ず王都に行かねばならぬ。
そして、行ったまま帰ってきたものはいない。

うーん、なんか怪しい雰囲気が漂ってきてる。。。

とはいえ、実際の作品中では、そこまで散々なる結果になる事は無く。
魔法使いの種族が、自らその立場を守るために、みたいな内容だったのかと解釈しています。

しかし問題は豚さんの方でして。
ジェスが、旅の道づれとして、生死の境を漂っていた主人公の意識を召喚してしまった、って感じの流れでしたので。
元に戻すには、この世界から消し去る必要がある。
当然、2人で旅をしてきた仲ですので、別れがつらくなってきます。
最終話は、ほとんどそんな内容。
まぁ、内容が内容だけに、きちんと描きたいよなぁ。


正直、異世界から消滅しました。で終わっても、アニメ作品として綺麗な終わり方だったのでしょうが。
その後、現世に戻って、色々あって、また異世界に戻ってきてしまいます。
戻ってきたところで終わり。
往年の「あのね商法」か!?って思ってしまいましたwww
もしくは2期があるのかとも思ったのですが、今の所発表されてないですよね?

ちょっと探ってみたところ、続きは小説2巻より。との事ですので、作品のプロモーションとしてのアニメの役割は十分に果たしているようです。


当初は多少の理不尽さがあったものの、ちゃんと解って思い返せば伏線になっていたのかな、とも思いますし。
何より、この手の作品は、タイトルや初期設定が最初のうちは有効だったのに、12話あたりでは全く関係なくなってくることが多いのですが、今作ではきちんと初志貫徹だったのは非常に評価できると思います。
実際には小説1冊分の内容のアニメ化って事でしたので、まだその辺のコントロールが出来る範疇だったからなのでしょうが。

アニメとしての終わり方(特に今後2期が無ければなおさら)についてはちょっとあるものの、全体を通してみれば良作だったと言えるのではないでしょうか。