アニメ・アイドル系イベント放浪記

アニメ・声優さん・アイドルイベントの参加blog。アニメ感想なんかも書いちゃいます。

23Q4 萌えアニメ総括 その3


気が付いたらクリスマスも終わり、年末に一直線の今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
自分も御多分に漏れず、非常に多忙な毎日を送っています。
むしろ、今までになかったような変な忙しさのため、全然精神が安定しないです。

そんな時期に、秋アニメの最終回ラッシュがやってきているので、こっちも非常にバタバタしている様子。
前も書いたように、何とか視聴できる時間はとれているものの、それまでの流れも含め十分に余裕のあるアニメ鑑賞を行えていなかったので、今回の総括はスカスカなものになりそうな気がしてならないです。

なんとなく24Q1アニメの物色も始めているのですが、さすがに今期よりは数を減らさないとなぁ。
って言いながら、見始めると思わず見ちゃう、っていう流れが出来ちゃってるのですが。





葬送のフリーレン

まだ続くようですが、次週は休止のようなので、このタイミングで記述します。
初回2時間スペシャル、しかも金曜ロードショーで放送という話題となった本作。

魔王を倒した勇者パーティが平和な世の中を凱旋した後数十年。
他のメンバーは寿命を全うしたのだが、エルフの魔法使いフリーレンだけは、その種族の特性でほとんど歳を取らず、未だに冒険をしていた。
当時の魔法討伐の足跡をたどりつつ、今のパーティとの対比なんかもあって。
といった感じで進んで行くストーリー。

宣伝に費やす力の入れ方が違うのか、思いもかけないところで本作の名前を見かけるなど、ある意味今期一番の話題作だったのかもしれません。
自分としては、一時期のファンタジーアニメの過食気味って事もあったので、良質なファンタジーアニメ、ぐらいの印象ではあるのですがwww

特に中盤になってくると、1話完結どころか、前半後半で2つのエピソードが入ってくるような流れになってきます。
そういうコンセプトなのか、原作を追いかけていくとこうなってしまうのかはよく解りませんが。
実際には、最近のアニメは1話でも見逃すと話についていけなくなってしまうので、この手の作品でもこういう構成は非常にありがたいです。

第2クールになると「一級魔法使い試験編」になるようですので、この構成がどうなるか、ちょっと心配なところ。

あとあと、この作品で思い当たるエピソードといえば。
エルフが耳が長くて長寿である、っていうのは、アニメファン、少なくともファンタジーアニメを見るような人には常識的な知識だと思っていたのですが、最近の若い人には十分に浸透していない、って記事を読んで、ちょっと衝撃を受けてしまいました。
実際には、本作では、そういった層ではない視聴者が多数表面化したため、って事なんでしょうけど。
日本での長耳エルフの元祖はロードス島戦記ディードリットらしいですが、そこまで世間に浸透している・し続けているって訳じゃないので、仕方ないんですかね。
日本でファンタジー作品の浸透度でいえばドラクエが真っ先に思い浮かぶのですが、ドラクエでエルフと言えばDQ4のロザリーぐらいしかぱっと思いつかない(DQM3発売直後だから、って事もあるけど)し、そもそもDQ4の時代のグラフィックでは長耳かどうかなんて気にしないと解らないので、そこでは浸透にはならなかったのかな。って思いました。





SHY

ヒーローの登場によって戦争が無くなった世界において、日本の平和を守っていたのが、恥ずかしがり屋のSHYだった。
といったイントロダクションで始まる本作。

初回で、事故から救助できなかったせいでけがをさせてしまった、って話だったと思うので、そういったヒーローの葛藤を描く作品になるのかと思っていたのですが。
そういった話もあったものの、ヒーロー組織が出てきて、それに対峙する組織も出てきて、一般人に迷惑をかける形でヒーローに立ち向かってくるので何とかしなきゃ、みたいなストーリーになっていったような気がします。
気がします、っていうのは、12話まで見た感想として、よくわからん、っていうのが大きいからかもしれません。
まぁ、自分が余裕のある視聴スケジュールを取れてなかったので、どうしてもながら見になってしまっていたのが問題なのですが、どうも対抗勢力「アマラリルク」が何者なのか、目的は何なのかよく解らなかったのです。
影響として指輪か何かで人間の負の心をどうとかいうことぐらいは何とか読み解けたのですが、やっぱ自分の読解力の無さが問題なんでしょうか。

それ以前に、1話から気になっていた事として、ヒーローが現れる事と戦争が無くなることがどうしても直結しなかった。
これがストーリー上で語られる事もあるのかと思っていたのですが、そんな記述ありましたっけ。見落としてるだけなのかな。
国という枠組みが残ったままで、ヒーローは国ごとに配備されている状態で、戦争が無くなる、なんて言われると、お互いに強大な軍事力を持っているので、無駄な戦いは止めましょうね。っていう、いわゆる核の傘と同じ考えじゃないのかな、って思ってしまいます。
しかも出てくるヒーローは大きな国ばかりなので、その形での平和だと、ヒーローを持つ国と持たざる国の間で、とてつもない軋轢が生まれてそうな気がする。
だからと言って全世界の国にヒーローを満遍なく配備すると、核拡散と同じ状況になっちゃうような気がして、かなりアレですよね。
国家とは関係ないところで、ヒーローの間で出の繋がりがあるようなので、そっちで何とかしているのかもしれませんが。

ラストシーンを見る限りは、まだまだ謎は謎のままで、今後も続きます、みたいな感じ。
案の定、公式HPを見てみると、2期作成決定、って書かれてました。
この辺の謎が明確になっていくのかなぁ。
作品によりけりなんでしょうけど、なんか謎が謎のままだと楽しめた気分じゃないので、明確にしてほしいところです。





カノジョも彼女 Season2

衝撃の二股アニメ、2期を無事に終える事が出来ました。
まぁ今期は二股を大幅に超える作品が別にあったので、衝撃はそっちに持って行かれた感はありますがww

内容的には。
誠実で真面目な直也は、色々あって2人の女性と恋仲になってしまう。
誠実であるがゆえに悩み抜いた挙句、出した結論が二股。
彼女2人も、フラれるぐらいなら、そっちの方がマシとばかりに、それを納得してしまう。

って感じでスタートして、何だかんだで3人で同居することになって、追加で動画配信者の女の子も押しかけてくる。
そんなところまでが1期だったでしょうか。

2期になって、そのドタバタ具合がますます進行していって、彼女の親友も含めて5人で同居することに。
ラストの方では、伏線ははりまくってたものの、その親友も直也の事が好きであることが判明し、三股までもが見え隠れしてくるような終わり方となってました。
そこまで行っても、動画配信者さんの方は、頑なに断り続けてるんですがwww

ポイントとしては、直也が誠実で真面目であるが故にこうなった、って事ですよね。
同様な倫理観に問題がある、彼女をレンタルしまくって嘘を重ねまくるような某作品の展開に比べたら、よっぽどこっちの方が人として正しいと思う。
それでも、理由がどうあれ二股が許される世界が存在するというだけで、すべてを否定する人は多いでしょうから、まさに「正義は主観」って思ってしまいます。

ともかく、この作品が作品として成立し、2期まで無事に放送できたってのは、アニメでありコメディだから、っていうことが大きいでしょうね。
このテーマを実写でシリアスにやっていたら、色々炎上しそうで怖いです。