アニメ・アイドル系イベント放浪記

アニメ・声優さん・アイドルイベントの参加blog。アニメ感想なんかも書いちゃいます。

20Q1萌えアニメ総括 その3


相変わらず引きこもり真っ最中な日々。
コロナでの外出禁止令だけじゃなく、この日は自分の住む関東の端くれでも大雪のために、とても外に出られるような状況ではありませんでした。
それでも、除雪作業をしなければならないほどではないので、安心して引きこもっていられるのが幸せなところ。
おかげでアニメの消化が捗りますwww





・推しが武道館いってくれたら死ぬ
個人的には、今期の覇権アニメ。
世間的にも結構いい感じのところまで行ったんじゃないでしょうか??
自分は珍しく原作から入った作品なので、アニメ化が発表された時はやった!って思いましたし、話が進むにつれて、原作ではこうだったのに!って思ってやきもきする事もあって、こういう感覚を久々に味わうことができました。

岡山のローカルアイドルCham Jamと、そのファンの模様を描いた作品。
なんて書くと、最近氾濫しつつあるアイドルアニメの1つかと思ってしまいそうなのですが、実際には主役はアイドルファンの側になっています。
グループの中でも一番人気のない舞菜ちゃんのファンである えりぴよさんが主役。
いわゆる、女性アイドル現場に出没する女ヲタってやつです。
女性アイドルに対して、男性ファンが綺麗なものではないのは仕方ないものなのですが、ファンを女性目線にすることにより、非常に美しい作品に仕上がっているwww
作中でもありましたが、「えりぴよさんは女性だから許されているところがあるんですよ」がすべてを物語っております。

一部、アニメオリジナル展開があったものの、基本的には原作に忠実な展開。
なので、ストーリー的には原作をご覧ください、で、済ませておきましょう。
そう考えると、アニメオリジナル展開がアレって思ってしまう原作厨になってしまうのは仕方ないところ。

原作ではあまり書かれていないのですが、クリスマスライブの後半。
停電があって客席でペンライトを照明にするのはいいのですが、その中をファンが先導するっていう展開がちょっと。
スタッフさん何やってるの!
あと、最後のラストシーンで武道館に行くシーンがあったのですが、日本武道館東京武道館を勘違いするのは原作でもあったエピソードなのでいいのですが、この段階でコレをやってしまうと、五反田のエピソードが無くなってしまう!
原作では、突如東京でリリイベがあるので、参加しないという選択肢はないという理由で岡山から夜行バスで乗り入れるという展開があって、自分のようなついつい遠征してしまう経験の持ち主としては「わかるわー」な展開なのですが、それが無いのはちょっと残念です。

このエピソードに限らず、この作品が楽しめるポイントとしては、自分がアニヲタ出身のニワカなアイドルファンなので、現場で経験したアレコレを作品で描かれているのが楽しい、っていう事があります。
そう考えると、今作はかなりニッチな作品。
元々アイドルファンの人がアニメに触れる機会が少ないのであれば、そもそもこの作品に出合わない可能性もありますし、アニメファンが一般的なアイドルアニメとして見てしまうと、この作品の真価に気づけなくなってしまう。
なので、アニメとアイドルの架け橋的なところだけで盛り上がる作品なのかな、って思ってたのですが、そうでもなさそうでした。
(案の定、それを名乗るLuceさんは、がっつり見ててツイートもしまくてった)

まぁ、いろんな所の感想を見てみると、「舞菜ちゃんかわいい!」とか「れおかわいい!」みたいな感想も多く、アニメとしての見方は正しいのですが、真に作品として持つべき感想は「えりぴよわかるわー」「くまささんわかるわー」なのに。って思ってしまいます。

もっと個人的なことを言えば、自分がこの作品を知ったのは、この記事。
https://natalie.mu/music/pp/oshibudo
まだ原作が3巻しか出ていない時期に、原作者さんが、当時4人組だったA応Pさんと対談した時の記事です。
当時すっかりA応Pのファンだった自分は、コレを見てこの作品を知って、珍しく原作にまで手を出して、アイドルファンとはこうあるべきものなのか!って学んだのでした。
なので、アニメ化されるときはA応Pがフューチャーされれる!って思って期待していたのですが、実際はご覧の通り。
作品自体はメンバーは見ているようなのですが、余りツイートもされていないような感じです。
なんでかというと、A応Pは基本的にテレビ東京系のグループであるのに対し、この作品は色々利権があって、ネット配信もままならないほどの状況にあるらしい。
せっかくの良作を、権力争いの道具に使われるのはどうもなぁ。

まぁ、原作のストックもあるし、まだまだ連載中だし、ラストも「おわり・・・?」で終わったぐらいなので、2期があったりなかったりするのでしょう。
原作不足の昨今では人気コンテンツは貴重なので、可能性に賭けてみましょう!
珍しく、円盤に手を出すのもいいかな・・・??





・フライングベイビーズ プチ
きんだーてれび水曜日で毎週やってた1分アニメ。
元々が5分アニメでA応PさんがOP曲を歌っていたので見ていたのですが、ますます短くなって帰ってきたので視聴してました。
残念ながら、A応Pさんの曲は無し。
ですけど、オリジナルでも出てた春咲さんはちゃんと登場してました。
元からチョイ役でしたけど、今回もそれ以上にチョイ役でしたけどwww

ストーリーとしては、子供向け情報番組というべき内容なのか、フラの基本技術を解説していくような感じ。
コレを見てフラが上達できるのかと言われると謎ですが、新たなきっかけにはなるのかもしれません。

ちょっと残念だったのは、1分アニメとはいえ、アニメーションで表現するのが難しかったからなのか、一部実写が入ってしまっていること。
ここは徹底してアニメにこだわってほしかったなぁ。

そしてもう1つのポイントは、きんだーてれび水曜日のテーマが、せっけんwow!
A応Pさんの楽曲だったのです!!
映像ではA応Pの紫コンビ、旭さんと工藤さんがラップダンスに挑戦しています。
旭さんはそっち系のダンスをやってたことが有るようですが、工藤さんといえばバレエ経験者ではあるものの、普段から動きが遅い事で有名なので、まさかこんなところで抜擢されるとは!!
A応Pプロパー組では(いろんな意味で)一番活躍している工藤さんなので、それで声がかかったのかもしれません。

最初の頃は、冬なので風やインフルエンザ対策のための曲だったのですが、昨今の情勢により新型コロナ対策ソングとして有効になってしまいました。

4月以降もこの曲は流れるって話がありましたので、引き続きチェックですね!





・恋する小惑星
今期の芳文社きらら系4コマアニメ。
きららキャラット原作なので、とっても安心して見られる作品でした。
フォワードがやばそう、っていうのも解ってきたwww)
小惑星の発見を目指す女子高生の物語。
ただし、所属する部活は天文部ではなく地学部です。
なんでかっていうと、天文部と地質研究会が合併したので、全部合わせて地学部らしい。
それでもそれぞれ活動は継続しているので、単なる異業種合併といったところなのでしょう。

途中、これはブラタモリか?って思えるほどのマニアックな地学ネタが出てきたり。
つくばのJAXAに行ってみたり。周辺の研究所に行ってみたり。
自分もつくばとか相模原とかのJAXAに行ったことがあるから懐かしいな!
野辺山の望遠鏡って、まだあるんでしたっけ?

最後は、とんとん拍子で石垣島小惑星探査に向かいます。
選考に外れたあおちゃんまで、なぜかついてくる始末。まぁ、出てこないと登場人物が少なくなっちゃうからね~

12話まででは新しい小惑星を見つけることはできなかったのですが、いろいろ学んで、続けて夢に向かって進んでいく。
っていうお話でした。

題材としてはちょっとマニアックな感じで、しかも専門用語が多いので、知らないと戸惑ってしまうのですが、最近、知らないことは知らないなりに楽しめばいいや、って思えるようになってから気軽になってきました。
なにより、この手の作品の本質としては、かわいい女の子がたくさん出てくるので、それを楽しむこと!
その意味では、十分にその真価を果たしてくれました!!

改めて、萌えアニメっていいな、って思える作品だったと思います。