アニメ・アイドル系イベント放浪記

アニメ・声優さん・アイドルイベントの参加blog。アニメ感想なんかも書いちゃいます。

21Q4 萌えアニメ総括 その6

ついに2022年も正月三が日が終わって、本格的に世の中が動き出してまいりました。
自分も先日まで色々バタバタ忙しかったのですが、やっと今日から普通の生活に戻りつつあります。

そして、今日から22Q1アニメが始まるのですが、実際に見て感想をかけるまではもう少し時間がかかりそうです。
目途はついていると思ったけど、秋アニメで見てた作品は思ったより多かった・・・!





・大正オトメ御伽話

個人的に一番お気に入りだった作品。
元々原作を3巻まで(その当時無料配信中だった)は読んだことがあったのですが、珍しく最終巻まで買って読んでしまいましたよ~
5巻完結で目途がついているから、そういう事がやりやすかった、って事なのですがwww

ストーリーとしては、金持ちの息子の珠彦さまが事故で右腕の自由を失い、跡継ぎとして見込み無しとされて強制的に隠居させられて、本人も生きる気力を失ったところへ、お世話役として買われてきたユズちゃんがやってくる、ってお話。
たいていの場合、そういう女の子は不幸な目に遭うのでしょうが、ユズちゃんは珠彦さまに献身的に尽くし、珠彦さまもちゃんと心暖かく接していくことで、だんだんと相思相愛になっていくのでした。

ただ、時代は今よりも貞操概念がきつい大正時代なので、ちょっとしたことでもドキドキしていく2人の姿が見ていて楽しいです。
だんだんとお邪魔虫が出てくると、そういった2人だけの世界が少なくなっているので、個人的にはちょっと残念と思ってしまいます。
やっぱり、ユズちゃんのドキドキ姿や笑顔が一番の見どころです!!

全部がアニメ化できないってことで、関東大震災があって、それが収まった後までとなりました。
非常にきれいな終わり方でよかったのではないでしょうか。
原作を読んでいたからこそ判るのですが、この後かなりドロドロした話になりますので。。。

あとあと。
原作が「大正処女御伽話」なのに、アニメでは「大正オトメ御伽話」なんでかな、って思っていたのですが。
以前は色々推測していたのですが、続編のタイトルが「昭和オトメ御伽話」なので、その流れならまぁ仕方ない。
そっちも1巻だけ読みましたが、これだと「処女」より「オトメ」の方があっていると思うし、大正の方もラストのドロドロはこっちの方がピンとくるので、妥当なところなのかもしれません。

最後までアニメ化するのかな~
2期があれば見てみたいです。





・先輩がうざい後輩の話

今期のお仕事アニメといえばコレでしょうか。(水族館ってなんだっけ??)

内容としては、ちっちゃな社会人、双葉ちゃんが、必死になって一人前になろうとする物語。
なのですが、指導役の武田先輩が常にちょっかいを出してくるので、正直うざい。

ただ、双葉ちゃんが勝手に妄想しまくって淡い恋心が芽生えている感じがするのでそういう気がするだけで、武田先輩の方はそこまで思ってなさそうなので、周囲からみれば、そんなにうざいか?って思ってしまいます。

最終話になって、2人の出会いが描かれていましたが、確かにあんな感じの第一印象であれば仕方ないか。
って後になって思ってしまいます。

ラストといえば、内容がかなりコメディタッチなのにも関わらず、エンディング曲がほっちゃんで良い感じ風になっているので、ちょっと合わないかな。とも思ったのですが。
こちらも最終話のCパートでタイトル回収が入ったので、きれいにつながった印象でした。

あとあと。
サブキャラとしては、桃子さんと風間君を見ているのも楽しかったです。
こっちはこっちで別にアニメ化してもいいぐらい。





・ぐんまちゃん

群馬県公式アニメ、ぐんまちゃん。
単純に公式って認めているだけではなく、ちゃんと群馬県が権利を握っている、れっきとした群馬県アニメです。
公式ページを見てみても、スポンサーとしてJA群馬や、スバル・ベイシアヤマダ電機など群馬県の名だたる企業が名を連ねています。
知らない人もいるかもしれませんが、カインズホームやワークマン、コンビニのセーブオンベイシアグループなので、知らないところでお世話になっている人も多いのではないでしょうか。
あと忘れてはならないのが、ペヤングで御馴染のまるか食品ですね。

内容としては、群馬県とは別の「ぐんま」在住のぐんまちゃんや、その仲間たちの日常を描いたほんわか日常系アニメ。
キャラや進行を見て行っても、かなりのお子様向けアニメであることは明白です。

キャラの声も群馬声優さんが多数採用されていて、なんといっても小倉唯ちゃん・内田彩さんという群馬女性声優声優ツートップ(岩手女性声優みたいな用語?)が登場するので、それだけでもアニメファンとして見るに値する作品でした。

あれ?って思ったのは4話。ハニワレースの回。(見るからに競輪)
単にレースするだけでなく、ちゃんと車券を勝って、配当金も出ていそうです。
この内容を子供向け番組でやるか!?って思っていたのですが。。。

案の定、問題になってたみたいです。
その後、11話ではハニワボートレースの回があって、その際には群馬県内では放送自粛になったんだとか。
うーん、なんだかなぁ。
そういう内容にする、ということより、自治体として群馬県はそういうところから収入を得ているという現実があるのに、そして若い人の夢として競輪選手やオートレースの選手なんてものも一般的なのに、それに蓋をするような行為がどうなのか。
某番組でみたところによると、群馬県民はその手のギャンブルが大好きで、隣の長野県とはその辺の考えが全く正反対なんだとか。
軽井沢辺りで接していて、北軽井沢は実際には群馬県だそうですが、長野側からすると一緒にするな、みたいな感じなんだそうな。

問題なのは、そういう事が影響して表現の幅がどんどん狭まっていく事なんですよね。
結果的に、面白みのない平坦な番組しか放送できなくなってしまう。
すでにそうなった結果が、最近のテレビ離れの原因なんでしょうけど、アニメの世界にまで影響してほしくないなぁ。